「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

実は、楽になりました

ずっと自分は強く出来る人間だと思っていた私でしたが

社会人になってからは必ずしもうまくいかないことが多くなってきました。

 

こんなはずではない、なんて思いもある一方で

この会社ではもうこんなものでしかないかもしれない、と感じ始め

思い切って会社を変わったものの、やはり同じようなことになってしまいました。

 

そんな私の状態については、色々な見方ができますが明らかに言えることは

私は仕事に向かい合う時に心が乱れた状態でいることが多かった、ということです。

 

そんな自分に気づかず心の乱れを放置したまま、

意志の力だけで何とかしようとしているうちに

とうとう私の心は折れてしまい、

3ヶ月休職することになりました。

 

当時の私は一体どんなことを感じていたのか、、、

 

正直、今はっきりと思い出せないことも多いです。

 

しかし、はっきり覚えていることは二つあります。

 

一つは、これで今までの自分の得てきたものを全て失ってしまったように感じたこと。

そこから出てきた自分に対する悔しさや情けなさや悲しさ、絶望感のようなもの。

 

もう一つは、その一方で実は解放されたような楽な気分になれたこと。

 

小さい頃から、きちんとしてきた自分にとっては

会社に行けなくなってしまうなんてとんでもないことで

もう、人生の落伍者のように感じてしまいました。

 

妻と5人の子供がいて、この先どうしていけばいいのか、、、

もう家族を養っていくことすらできないのではないか、、、

 

そんなことを考えてしまう私に妻がこう言ってくれました。

 

「大丈夫だよ。休職中だって基本給はもらえるし、

 生活はできるから、ゆっくり休めばいいよ」

 

正確には覚えていませんが、こんなことを言ってくれました。

 

その言葉を聞いた時、ふっと心が軽くなった感覚は今でもはっきりと覚えています。

 

何も状況は変わっていないのですが、私自身は随分と楽になりました。

塞ぎ込んで、何もする気になれない自分でしたが、少し動き出せそうな気になりました。

 

今、こうして振り返ると、この一言が私を救ってくれました。

この一言で何が変わったかというと、自分の心の状態が変わったのです。

 

おそらく、ここから今まで悪い方向に向かっていた私の活動が好転しだしたのだと思います。

 

でも、まだ当時の私はそのことに気がついていませんでした。

私が「心の重要性」をはっきりと気づくためには、

この後、更に私にとって大きな出会いが必要でした。

 

そのことについては、改めて書かせてもらいます。

 

今日もお読みいただいてありがとうございます。

 

では、また。