「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

成長をもたらすものは、、、

【成長をもたらすものは、、、】

 

親と子供、指導者と選手、上司と部下、、、

 

色々な局面で私たちは、こうした上下の関係の中にいます。

 

上の立場から下の立場のものに関わるとき、

その目的の一つに

 

(下の)「成長」

 

があると思います。

 

親は子供の成長を

指導者は選手の成長を

上司は部下の成長を

 

望んでいるはずです。

 

では一体成長は何によりもたらされるのでしょうか?

 

「成長」が「成功」体験からだと思っていると

 

当然、成功させよう=失敗させないようにしよう

という関わり方をします。

 

全てお膳立てをして、簡単に成功できるような状況ばかり経験させます。

 

しかし、これでは思うような「成長」はしません。

 

では、「失敗」が「成長」をもたらすのでしょうか?

 

確かに「失敗」から学ぶなんてことはありますし、

「成長」につながることもあります。

 

ではいつでも失敗させたらいいかというと、、、

それも違いますよね。

 

「成功」であれ「失敗」であれ、どちらでも

成長する場合もあれば、成長に繋がらない場合もあります。

 

「成功」も「失敗」も、単なる「結果」でしかありません。

 

ある基準で見たときに「成功」「失敗」の区別はあるとしても

どちらもただの「結果」でしかありません。

 

「結果」が「成長」をもたらすのではないのだと思います。

 

だからこそ、「成功」であれ「失敗」であれ、

成長につながるときはつながるし、

成長につながらないときはつながらない

のではないでしょうか。

 

では、一体「成長」につながるのは何か?

 

それは「過程」(プロセス)なのだと考えています。

 

「過程(プロセス)」こそが、私たちの経験であり

経験(体感)こそが成長をもたらすのだと私は思うのです。

 

「過程(プロセス)」を成長につなげるためには

 

「過程(プロセス)」をしっかりと自分のものとして「振り返る」ことが必要です。

 

自分が経てきた「過程(プロセス)」を振り返り、

それにより生じた「結果」を受け止めて

次に向けて新たな「過程(プロセス)」を組み立てる

そしてその「結果」を受け、再び振り返り

更に次の「過程(プロセス)」を組み立て、、、

 

という循環が人の成長サイクルだと思います。

 

本当の意味でこれを「成長」にするためには

 

「結果」だけに意識を向けるのではなく、

(「結果」の良し悪しにとらわれず)

「過程(プロセス)」にこそ意識を向ける必要があります。

 

相手の成長を望むのであれば、

 

どのようにして相手に「過程(プロセス)」をしっかりと経験させるか

 

ということこそ大事なのだと感じています。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。