「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

頑張れ!というよりも、、、

「心」は鍛えられない

 

ということを書いてきました。

 

鍛えられないものを無理に鍛えようとして追い込むから

結局は逃げることしかしなくなってしまいます。

 

昨日も書きましたが、一見立ち向かっているように見えても

その実はもっと嫌なことから逃げるためにそうしているだけだったりします。

 

これは外から与えられた圧力でそうしているだけであり、

本当に自分の選択と決断により立ち向かわなければいけないような

状況の時には、結局、逃げるようなことをしてしまいます。

 

強そうに見える普段は自信満々の人がそうなってしまうことも少なくありません。

 

では「心」はどのように扱ったらいいのか、、、

 

「心」は整えるもの

 

これが私が実感したことです。

 

「心」を乱したまま何をやっても力は発揮できません。

 

身体のトレーニングでは、正しいフォームで行わないと効果がありません。

効果がないどころかどこかを痛めてしまったりします。

 

何事も適切なフォーム、適切な姿勢で行わないと逆効果になります。

 

どのような活動をする時にも、まず、「心」が整っていることが適切な状態です。

 

無理に追い込み乱れた「心」のままで、

自棄になったり、キレたような状態で何かをしても

それは破滅的なものでしかありません。

 

どんな時にも「心」は整えてから、活動をする。

 

これがメンタルトレーニングの基本であり、一番重要なことです。

 

その時に、ついやってしまいがちだけど気をつけたほうがいいことがあります。

 

それは、、、「頑張る」ことです。

 

少し誤解される言い方かもしれませんが、「頑張る」とろくなことはありません。

 

うまくいった時って、実はそんなに頑張っていないことも多いです。

 

「頑張る」という意識でやる行動は、結局、現状を否定的に捉えています。

 

このままじゃダメだから「頑張る」

頑張らないと大変なことになる

頑張らなきゃいけないんだ、、、

 

こう考えている時の気分はどうでしょうか?

 

いい気分ですか?

そんな気分をずっと感じていたいものですか?

 

大抵の方はそうではないと思います。

 

だとすれば、その時の「心」は乱れています。

乱れた「心」で何かをしても活動の質は上がりません。

 

では、頑張って努力することを否定しているのか、というと必ずしもそうではありません。

 

具体的な行動として、出来ないことをできるように頑張ったり努力してやることは大事です。

だけど、その時に「心」を「頑張る」意識で扱うと乱れてしまいます。

「心」に「頑張り」や「努力」を押し付けないほうがいいです。

 

では、どうしたらいいか。

どんな風に考えたらいいか。

どんな風に相手に接したらいいか。

 

私が今試していることは、、、

 

「ベストを尽くしたか」

 

と問いかけることです。

 

楽をして手を抜いてしまいそうな時、

もうこれくらいでいいかなと思ってしまう時、

自分自身にも、相手にも

 

「ベストを尽くしたか?」

 

と問いかけます。

 

このほうが自分は「心」が乱れないでいられる感覚があります。

 

自然と

 

「もう少しやってみよう」

 

という気持ちで取り組めます。

 

今日もお読みいただいてありがとうございます。

 

では、また明日。