「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「進化」とは「つながる」こと

1.人に親切なことをする(例えば、お年寄りの荷物を持ってあげるなど)

2.世の中のためになることをする(例えば、道に落ちているゴミを拾うなど)

3.自分の好きなことをする(自分の好きなものを食べるなど)

 

さて、上の3つの行動を毎日すした場合

このうちの一つだけが身体にとてもいい影響を与えます。

 

どれだと思いますか?

 

これはアメリカで実際に高齢者の方を対象に行われた実験で、

3グループに分けて、それぞれの行動を1ヶ月続けてもらったそうです。

 

その結果、一つのグループだけが明らかに血液検査で変化が出ました。

 

それは、

 

1.人に親切なことをする」を実践したグループだけが身体の中で

炎症を起こす遺伝子の働きが抑えられていたそうです。

 

また、別の研究調査では、

 

「運動」を継続している人よりも、

ある「別のこと」をしている人の方が、

寝たきりのリスクが遥かに低くなる

 

ということがわかりました。

 

さて、この「別のこと」とは

 

「人とのつながり」

 

です。

 

毎日、友達と話をしたり、何かの集まりに参加したりしている人の方が

毎日、きちんと運動をしている(けど、人とはあまり関わりがない)人より

将来の寝たきりリスクが遥かに低くなるそうです。

 

海外や日本での多くの研究の結果、

肥満解消、運動、禁煙よりも「人とのつながり」が長生きへの影響力が高い

 

ことが分かったのです。

 

これは一体どういうことなのでしょう?

 

これは人の進化のプロセスと関連しているのではないかと考えられています。

 

人類は進化の過程で、

 

群れを作る、群れで活動する(狩りをするなど)、群れで生活する

 

ということをすることにより他の動物と違った進化を遂げてきました。

 

つまり、仲間とのつながりを大事にすることで発展してきたわけです。

 

ですので、「つながりを大事にする」という行動自体が

今の人間自体にもいい影響を与えるのではないか、ということです。

 

これはとても自分にとっては考えさえられる話題でした。

 

「人と組織の活性化」が私の活動のテーマです。

人や組織が活性化することで、

臨む結果を手に入れられるようになることを目指しています。

 

「活性化」に大きな影響を与えているのが「関係性」です。

 

良好な「関係性」は人や組織を活性化させます。

 

「人とのつながり」を大事にすることが、良好な関係性をもたらします。

 

ということは、「人とのつながり」を大事にすることは

 

活動の質を上げ、例えば、仕事の結果が上がるだけでなく

個々人の身体にとってもいい影響を与える

 

ということになります。

 

肥満解消、運動、禁煙よりも「人とのつながり」が長生きへの影響力が高い

 

のと同じように

 

ビジネススキルやノウハウなどよりも「人とのつながり」が人と組織の成功への影響度は高い

 

かもしれません。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

 

では、また。