「自己正当化」の罠
昨日はお騒がせいたしました。
心配してメッセージをくださったり、
中には直接電話をくれた方もいらしゃいます。
それで動かなくなってしまった車はどうなったかというと、
ロードサービスが来てくれたら、1発で解決してしまいました。
他の車のバッテリーに繋いでダメだったのは、
ケーブルが細かったか、繋いだ車のバッテリーがうちの車より弱かったかのようです。
そんな訳で、そんなに遅くなることもなく家路につくことができました。
さて、それで本当は昨日書こうと思っていたことを改めて書きます。
実は一昨日の晩に家に帰ってから、ちょっと腹の立つことがありました。
どうしても納得のできないことがあり、かなり怒りを感じていました。
冷静に考えても、どうしても納得できません。
どう考えても相手が悪い、としか思えません。
そしてとうとうその苛立ちを相手にLINEでぶつけました。
今回ばかりは相手が悪いし、それくらい当然だと思いました。
言ってやった!せいせいした!
何か言えるもんなら言ってきてみろ!
そんな気分です。
もう、相手のことなんかどうでもいい。
謝ってほしい訳ではないし、もう関わって欲しくない、、、
そう思っています。
そう思っているはずなのに、
LINEが既読にならないことが気になります。
そんな気分のまま翌日を迎えました。
翌朝、出先で確認したら既読になっていました。
既読になったらなったで、何も言ってこないことが気になります。
ふん、どうせ何も言ってこれないんだろう。
当然だ、だってこっちが正しいんだから。
今更、何も言えないだろう。
そんな風に考えています。
そうしているうちに、、、返信がきました!!
今から会いに来ると書いています。。。
ちょっとびっくりです。
そして、少しうろたえました。
来たって言い訳聞かされるだけだ。
来る必要ないよ。
そんなこと思います。
実は、この時、人と一緒で色々と昨晩のことを話していました。
その人も同じ相手と過去にもめたことがあり、
今でも関係がこじれたままです。
そんな方とですから、当然、相手のことを言いようには話しません。
でも、ふと気がついてしまいました。
これって、相手がこちらにしたことと同じことを自分たちがしてるんじゃないか!?
ああ!またやってしまいました。
自分を正当化したまま、対応していました。
こういう状態を「箱に入る」とも言います。
「箱に入る」ということは、別の機会にまた書きます。
とにかく、自分は間違っていない、自分は正しいと思い込んでしまう
「自己正当化」の罠にハマっていました。
自分も人なら、相手も人。
自分が不完全なように、相手も不完全です。
自分には自分の思いや事情があるように、
相手には相手の思いや事情も抱えています。
どちらか一方が完全に正しくて、
どちらか一方が完全に間違っている、なんてことはありません。
にも関わらず、「自己正当化」した状態にハマってしまうと
とにかく自分が正しくて、相手が悪いとしか思えません。
この状態のまま、
どんなに冷静に考えているつもりでも
どんなに客観的に事態を見ているつもりでも
結局「自分が正しい」とう視点でしか見えません。
しかし、自分が正しいはずなのに何故か私の心は整いません、
心が乱れているのです。
昔の自分なら、この状態のままい続けることが多かったです。
しかし「心」について学び、
心を整える習慣を身につけようと実践するようになってから
この状態になってしまうことの怖さも知りました。
この状態になった自分に気がつくこともできるようになってきました。
どうすればいいか、も自分の経験からわかっています。
そこで、この状態から脱することを自分で決めて、即行動しました。
私が何をしたのか、、、長くなりましたので、それはまた明日^ ^
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。