「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「なんで!?」の罪

今朝、こんなことがありました。

 

昨日から娘たちのチームが泊まりで遠征でした。

指導者の方とボールなどの荷物を私の車が担当でした。

 

私は子供たちや指導者の方とは別のホテルに泊まっていました。

 

今朝、指導者と子供たちは早めに会場入りするため、

私のホテルのチェックアウトの前に会場まで指導者の方を送りました。

 

それからホテルに戻り、朝食を食べ、部屋に戻った時です。

 

妻の携帯が鳴りました。電話に出る妻、、、

 

「・・え1?荷物下ろしてないの??」

 

それを聞いた瞬間、「あ!!!」と気がつきました。

 

私の車にボールや他の荷物が乗っていたことを!!

私は指導者の方だけ会場で下ろして、さっさと自分のホテルに戻っていたのです。

 

完全に私のミスです。

 

やばい!すぐに車のキーを取り、会場に行こうと立ち上がりかけた時です。

妻がこう言いました。

 

「なんで!???」

 

別に、そんなにおかしなことではないですよね。

 

何かアクシデントがあった時に、

「なんで?」って口から出てしまうことがあると思います。

 

特段、深い意味があるわけでもなく、出てしまいます。

 

話した方は何も気にしていなかもしれませんが、

その言葉を聞いた方は瞬間的に反応してしまいます。

 

「なんで?」と聞かれたら、理由を考え出します。

どうしてそんなことになったかを無意識に考え始めます。

 

それは決して悪いことではないかもしれません。

 

しかし、今朝の私は気がつきました。

 

荷物を下ろしていなくて、試合前のアップをするのに

今必要なことは、すぐに会場に荷物を届けることです。

 

まず、状況が最初にわかった時、

つまり、妻が「・・え1?荷物下ろしてないの??」と言った時は、

 

すぐに、その時に迷いなく一番必要な行動をしようとしていました。

 

ところが、そのすぐ後の「なんで!???」が耳に入った瞬間に

 

勝手に私の頭の中では「なんで?」の答えを探し始めました。

 

「だって、荷物のことは言われてないし、、、
 (指導者の送り迎えは昨日の夜に頼まれたけど、

  その時、荷物のことは一言も言われてない!)」

「誰か直ぐに取りに来ないからだろ!」

 

無意識にそんなことが頭の中に浮かんできています。

 

そんなこと言ったって、状況が改善するわけではないのは十分わかっています。

だから、言いはしません。

 

しかし、頭の中はそのことが占めています。

 

すると、車のキーを持ったつもりでもホテルの部屋のキーを手にしています。

 

自分で慌てているつもりはないのに、行動はあたふたしているような感じです。

 

会場まで車で向かっている時も、頭の中では「なんで?」の答えを無意識に考えています。

 

「昨日、俺が荷物載せてないし、気がつかないよな」

「そもそも、こんな直前じゃなくて、会場ついて直ぐに誰か気づくはずだろ」

 

そんな状態で会場まで急いでいると、曲がらないtいけない交差点を直進してしまいました。

 

普通にしていれば起きないようなミスが連鎖します。

 

結果的に荷物は間に合って、大事にはいたりませんでしたが、

効果的に対応できたかと言えば、そうとは言えないと思います。

 

そんな今日の出来事を振り返って、今、感じています。

 

「なんで?」は原因を問う言葉。

 

「なんで?」は原因追求。

「どうしたら?」は解決策の構築。

 

予期せぬことが起きた時、

まず必要なのはどっちだろうか。

 

原因追求するよりも、まずは解決することが一番なはず。

 

自分ではそんなつもりがなくとも、

周囲の人にその言葉の持つ影響は意外なほど大きい。

 

どの言葉を選ぶかは自分で決められる、、、

  

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

 

では、また。