「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

ととのえる(整えて、調える)

以前、知り合いの方に誘われて菜食を味わう機会がありました。

 

菜食というと葉物の野菜だけみたいなイメージがありましたが、

全然違いました。

肉類を一切使っていないとは思えないようなランチでした。

 

私を誘ってくれた方は、自宅でも菜食に変えられたそうです。

菜食に変えてから、非常に調子がいいそうです。

 

面白いな、と思ったのは、

娘さんの花粉症が治った、ということです。

 

中学の時は治らなかったのが高校に入ってから治ったそうです。

 

中学は給食だったけど、高校はお弁当なので奥様が作る菜食のお弁当です。

三食すべてが菜食になったことの影響くらいしか思い当たることがない、とのことでした。

 

もう何年もご家族全員、風邪もひかず、予防接種などせずインフルエンザにも罹っていないそうです。

 

身体が自然な状態になった、本来の姿に戻ったように感じているそうです。

 

そんなお話を聴きながら、福岡にある立花高校の斎藤校長先生に話を思い出しました。

 

どんな話だったかというと、、、

 

今の子供達は昔に比べるとストレスに弱いと言われている。

確かにそうかもしれないが、今の子供達は昔の子供と比べると

日常生活の中ではるかにたくさんのストレスに晒されている。

もう許容量ギリギリの状態になっている子が多いのではないだろうか。

ギリギリの状態だから、大したことないように思えるものでも

もう受け止めきれなっくなっているのではないか。

限界ギリギリまで水が入っているコップには

たった一滴の水が加わるだけでも溢れ出してしまう。

こんな状況と同じではないか。

 

こんなような内容でした。

 

娘さんの花粉症が治ったという話も同じようなことかもしれない、と思ったのです。

 

私たちの身体は口から入る食物で作られます。

 

残念ながら今の私たちの普通に食べる食事は、

様々な形で自然界に本来存在しない添加物が加えられたりしています。

 

そうしたものが身体に入ることで、

 

例えば、消化・吸収という働きに本来とは違うストレスがかかっているかもしれません。

 

「頭」は理屈で我慢することを納得できたとしても、

「身体」は素直です。

 

自分でも知らないうちにそういう身体に余計なストレスがかかって

本来持っている機能がしっかりと働かなくなっているかもしれません。

 

本当なら十分に身体の機能で受け止められるものが受け止めきれなくなってしまい、

なんらかの症状(例えば、花粉症など)として表にでてくる

と考えられなくもないです。

 

本来必要のないストレスを取り除いてあげるだけで、身体は調ってきます。

 

調った身体は本来の機能をしっかりと発揮するのだと思います。

 

これは、身体も心も同じようなことかもしれzせん。

 

また、人が集まって形成される組織や集団も同じかもしれません。

 

本来必要のない負荷(ストレス)をかけ過ぎてしまうと、

組織も機能不全に陥ります。

 

本来必要のない負荷って何か?

ということは、いろいろな捉え方があると思いますが、

  

例えば、過度に競争意識をあおるようなことなどが

そうでないかと私は思っています。

 

いずれにしろ、

  

整えて調えることによって本来の機能がきちんと働き出します。

 

だから、何かが足りないと思って付け加えるよりも、

 

まずは、不要なものを取り除き(整えて)

動きやすい・働きやすい状態をつくる(調える)

 

ことが大事だと思っています。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

 

では、また。