「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

気をつけなさい、、、

さて、今朝出かける時のことです。

 

腰を痛めているため靴下をはくのもきついので

昨日から外出時はサンダルにしています。

 

今日は千葉の実家から福岡の自宅に戻るため、

朝早めに実家を出ることにしていました。

 

荷物も準備して、忘れ物も確認し、さあ行こう!と

玄関を出がけた時のことです。

 

サンダルに気がついた母親が私に声をかけました。

 

「腰痛めてるんだから、つまづかないように気をつけなさい」

 

「ああ、ありがとう。じゃあ、またね」

 

その時は、ほとんど気にもせず、そんなやりとりをして出かけました。

 

団地の6階からエレベーターで降りて、普通に敷地内を歩きだしました。

 

その瞬間!つまづいたんです!

 

昨日までそのサンダルを履いて、何度も出かけていますが

一度もつまづいたことはありませんでした。

 

つまづいた場所も特に気づかずに出っ張っているとか、何かが置かれていた訳でもありません。

 

昨日までは何もなく通っていた場所です。

 

それなのに、つまづいたのです。

 

もちろん、腰を痛めて私の足がちゃんと上がっていなかったりもするでしょう。

 

でも、痛めていた一昨日も昨日もそこは普通に通っています。

 

人の活動は無意識に支配されていると言われています。

 

昨日までは私の意識に「サンダルでつまづく」は全くありませんでした。

 

でも、今日は出がけの母の一言で

 

私の中に、一瞬かもしれませんが

 

「サンダルでつまづくイメージ」

 

が生じています。

 

ほんの一瞬で特に気にかけたわけでもありません。

 

でも、そのイメージは瞬時に無意識領域にしまいこまれます。

 

昨日までは存在しなかった「サンダルでつまづく」というイメージが明らかに私の中に存在しています。

 

このイメージ通りに、私はサンダルでつまづきました。

 

「気をつける」

 

何か避けたいものや起きて欲しくないことに対して

 

「~に気をつけて」

 

と使いますが、

 

「気を付ける」=「意識をそれに向けてしまう」

 

と、そちらに向かってしまいます。

 

スポーツなどでも「ミスするな」というと「ミスする」ことが良くあります。

 

本当はそんなつもりがなくても、良かれと思ってかけた言葉が

相手を逆の方向に導いてしまうかもしれません。

 

そんなことを改めて感じた今日の出来事でした。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

 

では、また。