「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

相手を「苛立たせる」のか、それとも、、、

自分の思い通りにいかないとがっかりし、苛立ったりします。

 

特に、自分の近い関係の人との間ではそのようなことがよく起こります。

 

人は必ずと言っていいほど、相手に何らかの「期待」を抱きます。

 

「こうしてほしい」

「こうあってほしい」

「こんな風になってほしい」

 

無意識のうちにでも何らかの「期待」を抱きます。そして、、、

 

その期待通りにならないと、がっかりしたり苛立ったりします。

 

「期待」とは実は自分の思いの「押し付け」でしかありません。

 

では、、、

 

「期待」するのはいけないことなのか?

自分が相手に「期待」しなければいいのか?

 

そんなことはありません。

 

「期待」を全くしないようにすることは無理な気がします。

もしかしたら「期待する」のは人間の本能に近いものなのかもしれない

なんて思ったりもします。

 

だから、無理に「期待する」のをやめる必要もないです。

 

もう少し考えてみると

 

周囲の人間に対する「期待」は

 

相手にとって良かれと思ってしていることが多いように思います。

 

もちろん自分自身の得になるようなことを考えてもいるでしょうが

 

相手のことを思っているからこそ

相手に対する「期待」が出てくる場合も

多いのではないでしょうか。

 

相手に対して苛立ったり、

相手を責めたり、

相手に非を認めさせたり

相手に謝らせたり、、、

 

そんなことがしたかったわけではないはずです。

 

「よかったね」

「おめでとう」

「私も嬉しいよ」

 

そんなことを望んでいたはずです。

 

相手が目指すものを成し遂げることを「応援する」気持ちがあったはずです。

 

でも、期待通りにならずに、自分が苛立ったような状態になると

  

相手を責めたりします。

 

表面的にはそんな言動をしなくても、心の中で相手を責めています。

 

こんな時に相手に何かアドバイスしたとしても、なぜか不思議なくらい上手く伝わりません。

 

相手にもっと頑張ってほしいと思っても、

結局反対の方向へ向かせてしまったりします。

 

先日読んだ本にこんな一節がありました。

 

「相手の心を苛立たせるのか、それとも、相手の心をかきたてるのか」

 

自分の苛立ちは相手を苛立たせることにつながります。

 

自分の中に苛立ちを感じたら、本当に求めているものを思い出し、

自分の心をかきたたせ、周囲に良い影響を与えるような人になりたい。

 

そんな自分に近づいていきたい思います。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

 

では、また。