「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

習慣の力

「習慣の力 The Power of Habit」(チャールズ・デュヒッグ 著)

という本を読んでいます。

 

私にとって、習慣を変えること、良い習慣を身につけることが大きなテーマです。

 

まだ読了しておりませんが、とても参考になります。

 

今日はここまで読んだ中からご紹介します。

 

キーストン・ハビット:要となる習慣

 

行動を変える時、すべての行動を変えようとするのでなく、

ある一つの習慣を変えることだけに専念することで

他の行動も変わっていく、という実例が紹介されています。

 

あれもこれも全て変えていかなければいけないと意識するより

たった一つのことにだけ集中して変えることの方が簡単そうですよね。

 

そのキーストーン、要となる習慣が何なのか?

当然、一人一人違うものでしょう。

しかし、それを見つけ出すことが出来たら、

自然と自分を変えていくことが出来るかもしれません。

 

これは個人だけでなく集団でも同じようなことがあるそうです。

 

例えば、頻発する暴動が沈静化した話がありました。

広場に人々が集まり、だんだん人が増えてきて、

野次馬や食べ物を売る行商人も集まってくる。

そんな中で、誰かが石や瓶などを投げて、大混乱に陥ってくるそうです。

 

こんなほぼ自然発生的に生じてしまう暴動の発生を防ぐために

取られた対策は、、、

 

食べ物売りの行商人を広場から排除する

 

というものでした。

 

集まって騒然としてきた群衆も、次第にお腹が空いてきます。

普段はいるはずの食べ物売りがいないと、野次馬がいなくなり

結局、夜には誰もいなくなってしまった、ということです。

 

色々な規制や対策を取る必要もなく、これだけのことで暴動の発生を抑えることが出来たそうです。

 

さて、習慣はどのようにして形成されるかというと、、、

 

何らかの「キッカケ」により、ある「行動」を取ります。

その「行動」の結果として望ましいもの=「報酬」が得られる。

また、それと同じ「キッカケ」に対し同じ「行動」を取り「報酬」が得られる。

こうしたことが繰り返されていく中で、「行動」がいわゆる「ルーチン」になります。

「キッカケ」に対して、常に同じ「ルーチン」を繰り返すようになる。

こうして習慣が形成されていく。

 

さて、習慣を変えるということは、何を変えることになるのか?

ここに出てきた「キッカケ」「ルーチン」「報酬」全てを変えないといけないのか?

 

実は、そうではない。

 

「キッカケ」と「報酬」は同じままで、「ルーチン」だけを変える

 

これが習慣を変えることを成功させるコツだということが説明されています。

 

これだけだと何を言っているかわかりづらいですよね。

 

説明が長くなりますので、今日はここまでにします。

明日以降にまた続けていきます。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

 

では、また。