キーストーン・ハビット
【キーストーン・ハビット】
キーストーン・ハビット（要となる習慣）とは
その習慣を変えることで、
他のほとんどの行動を自然と変化させることができるもの
です。
個人だけでなく、組織でも同じようなことがあります。
個人では習慣と呼ばれるものが、
組織では習慣とも言えますが「機械的な手順」ということもできます。
なぜ、そうするのか誰に聴いても、その理由はわからず
「昔からそうやっているから」
なんて言われるものですね。
さて、キーストーン・ハビットは人によって色々あるはずです。
必ずしも、たった一つとも限らないです。
いくつかのキーストーン・ハビットが実際にはあると思います。
実際に、自分のことを振り返ってみても、
あの時、あれを変えてから、自分が変わった！
なんて経験がある人もいるんじゃないでしょうか。
早起きをするようになったら、、、
朝ごはんをちゃんと食べるようになったら、、、
筋トレを習慣にしてから、、、、
片付けをきちんとするようにしてから、、、
生活全体が変わった、なんてよく聞きます。
会社でも、そのようなことが起こります。
詳しくは、大企業での実例も
「習慣の力 The Power of Habit」（チャールズ・デュヒッグ 著）
には書いてあります。
アルコアという世界最大規模のアルミ精錬会社では
怪我人が出たら２４時間以内に経営トップに報告し、
二度と起こらないように改善策を示さなければならない
ということを決めたことがきっかけになり、
会社全体の大きな改革につながったそうです。
例えば、
２４時間以内に改善策を示さなければならないということは
上司はすぐに部下からの連絡を受ける必要がある
改善策を早急に示すためには、普段から改善案のリストができていることが必要です
そのためには現場のアイディアなどをできるだけ早く上げられるような仕組みが必要になってくる
という具合に、今までとは違う効果的な連絡系統が作られる。
こうしたことを初めてして、様々な変化が引き起こされていったそうです。
「アル コアを変えなければならないことはわかっていた。しかし社員に変われと命令することはできない。命令して脳が変わるものではない。だから最初は目標を一つに絞ることにした。ある一つのことに関わる習慣を壊せるようになれば、それが会社全体に広がるだろうと思ったんだ」
「習慣の力 The Power of Habit」（チャールズ・デュヒッグ 著）より
さて、では、キーストーン・ハビットは何かをどうやって知ったらいいのでしょうか？
残念ながら、明快な答えはありません。
いや、どうしたらいいかはありますが、
こうすればキーストーン・ハビットを特定できる
という裏技的なものはありません。
どうしたらいいか？
それは、自分の普段の活動を観察すること、です。
どんな「キッカケ」で
どんな「ルーチン」を行い
どんな「報酬」を得ているのか
を自分で知るしかありません。
今の、自分を把握した上で
過去にうまくいっていた時と比べてみる
自分が理想とする人と比べてみる
なんてことで、変えるポイントが見つかるかもしれません。
そこは色々とやり方があるかもでしょう。
でも、まずは自分を知ること
無意識で行っている自分の習慣を意識にあげること
から始めないといけません。
自分は今、実験中です。
自分のこれがキーストーンではないかと思う習慣を変えることをしています。
その習慣は、運動をすることです。
今で１ヶ月ほど経ちました。今の所、自分としてはいい感じな気がしています。
気がついたら、新しいことを始めていました。
正確には、新しいことではなく、以前やっていて途中でやめてしまっていたことですが、、、
例えば、それは「朝玄関の掃除をする」「トイレ掃除」なんかです。
仕事面でも後回しにしがちなことにすぐに手がつけられるようになってきた気がします。
これがどうなるか、もう少し時間が立たないとなんとも言えません。
また、しばらく時間をあけてから報告しますね。
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。
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