メンタルが弱い?!
今日は子供の試合の観戦に行っていました。
さて、スポーツの世界などではよく
「あの選手はメンタルが強い」
「技術はあるのにメンタルが弱い」
などというように「メンタル」という言葉が使われます 。
そもそも「メンタル」ってなんなんでしょう。
「心?」「気持ち?」「精神?」
「精神力」とでもいうのが一番近いでしょうか。
この「精神力」は「超能力」とは違いますね。
精神力が強いからと言って、
手を触れずに物を動かせるわけでもないし、
いきなり瞬間移動できるわけでもありません。
「精神力」が強いとは一体何を指しているんでしょうか。
一般的なイメージでは
どんなに厳しい局面でも「いつも通り」のプレーができる
場合によっては「いつも以上」のプレーができる
こんな選手がメンタルが強いと評されます。
別の言い方をすれば、
どんな状況であっても自分の力を発揮できる
自分のパフォーマンスを落とさない
と言えます。
人の活動のパフォーマンスは誰にでも当てはまる方程式があります。
「行動」×「心の状態」=パフォーマンス
パフォーマンスを上げようと思ったら
「行動」と「心の状態」の二つの要素を考えなければいけません。
パフォーマンスを上げるために、
「行動」のレベルを上げるのであれば
「技術・スキル・テクニック」「ノウハウ」などが必要になります。
これは自分の身に足りないものを身につけるということです。
だから、個人差はあったとしても身につくまでに「時間」が必要です。
そのために日々、練習を積み重ねているわけですね。
もう一つの要素「心の状態」は意外と意識されていません。
心は状態としてしか存在していないので、実は
「心」は鍛えられません。
ここがよく誤解されている点だと感じています。
では、どうしたらいいのか?
それが「心」を”ととのえる”ということです。
整える、は乱れたものをなおす、要らないものを手放す。
調える、は必要なものを用意する、まとめる。
といったような意味で私は使っています。
「心」をととのえる(整える、調える)は
心を乱れる要因を取り除いたり、
乱れた心を戻すようなイメージです。
「心を鍛える」のではなく「心をととのえる」
これが私が学び、実践していることです。
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。
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