「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

大事なものは「敬意」

いわゆる上の立場の人間が下の立場の人間と関わる時、

 

例えば、上司が部下と、指導者が選手と、先生が生徒と、、

 

そんな時、最初から悪意を持って関わることは少ないです。

 

相手に対して、うまくやってほしい、失敗しないでほしい

と思って関わっているはずです。

 

しかし、

こちらが思うような行動を相手が取らず、

相手がなかなか成果を出せないでいると、、、

 

段々と相手に対して嫌な感情を持つようになってきます。

 

そして相手に対して悪い評価をしていきます。

 

ダメなやつ、優秀でない、能力がない、、、

 

一度そのように評価してしまうと、

ますますそんなダメなやつにしか見えなくなっていきます。

 

あいつは何をやってもダメなやつだ

こちらが色々やっても結局は何も響かない

せっかくやってやっても、全く効果がない、、、

 

そんな風に相手を決めつけてしまいます。

 

仕事で人に関する悩みの相談を受けていると

こんな状態になっていることが良くあります。

 

こんな風になっていると、

なんとかしたいと思っているはずなのに、

何か提案しても、

 

それはあいつらには効果がないと思う

そんなことしても無駄なんじゃないか

今までもそうしてきたつもりだけどダメだった、、、

 

こんな風に否定的な反応を返すだけだったりします。

 

最初は「相手によくなってほしい」と思っていたはずなのに

今は「何やってもダメなやつだ」と決めつけている。

 

私自身も以前はこんな風になってしまうことが良くありました。

正直に言うと、今でもそんな気持ちになりそうな時もあります。

 

しかし、今はそうやって相手を否定的に決めつけることは少なくなりました。

また、極力そうならないように意識しています。

 

なぜ、相手のことを思っているはずなのに、相手を否定してしまうようになるのか?

 

私自身が気づいたことは

 

相手に対する「敬意」の有無

 

ではないか、とうことです。

 

どんな相手であれ、相手に対して「敬意」を持っていれば

相手を否定的に扱ってしまうことはありません。

 

相手に「敬意」を持つとは、

自分が相手より「上」なんだと言う意識を捨てること

だと私は考えています。

 

無意識に自分が上から「相手に何かをしてやっている」つもりになっていると

相手が自分の思う通りにならないことに腹が立ってきます。

 

しかし、相手には自分のわからない事情があり、

相手の行動はして相手なりにはなんらかの理由があると思って

相手と接していたら、いちいち腹が立つことはありません。

 

相手に対して何かをしてあげることは素晴らしいことです。

 

しかし、その根底に相手に対する「敬意」がないと

素晴らしいはずの行為も結局お互いの関係にとっていい影響をもたらしません。

 

「敬意」を持って接しているか?

 

自分に常に問いかけています。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。