「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

自信がない!?

「自信がない」という表現をよく耳にします。

 

「自信がない」とは、大抵の場合、

 

「~できる自信がない」

 

という感じです。

 

自分の望んでいる(もしくは他人から期待されている)結果が得られる確信がない状態です。

 

「上手くできる自信がない」と言ってもいいですね。

 

これは能力に対する「不安」と言えると思います。

 

言い方を換えれば

 

自分にはそんな力がない

自分は才能がない

 

と本人が感じている状態です。

 

本当に力(能力)があるかどうかには関係なく、

自分自身が力が無いんではないかと思い込んでいます。

 

自分を信じられないんです。

 

この不安の一番根底にあるのは「結果」に対する強い囚われのように感じます。

 

意識が「結果」にしか向いていません。

 

例えば、子供達のスポーツの試合の応援に行くと、

 

「お前たちは勝ちたくないのか??

 もっと強く『勝ちたい!』と思え!!」

 

などと指導(叱咤激励)している指導者の方を時々見かけます。

 

ではそんな場合にどうなるかというと、、、

 

意外とその後の展開も芳しくないようです。

 

全てがそうとは言いませんが、

「勝ちたい!」と思えば思うほど、

緊張し、身体に不必要に力がはいり(いわゆる力んでいる状態です)

何かギクシャクしているように感じます。

 

「勝利」という結果にとらわれるあまり、

今のプレーに全力が出し切れていません。

 

「勝つ」というのは目標です。

 

「目標」を達成するために必要なことは、、、

 

「今そのために必要なことに集中すること」

 

です。

 

プレーをしている最中は「勝ちたい」なんて気持ちは必要ありません。

 

今の自分のプレーをすることだけに意識を向けていないといけません。

 

「結果」というのは、今から見たら必ず「将来」「未来」のことです。

 

「将来」「未来」の出来事は、どんなに確証を得ようとしても、100%とはいきません。

 

「将来」「未来」に心が持っていかれると、ほぼ間違いなく「不安」が生じてきます。

 

「不安」の裏に「結果」に強く囚われている心を感じる場合は、

「今」に意識を向けることを心がけることをお勧めします。

 

得たい結果を得るために、「今できること」にだけ意識を向けてみる。

 

先のことに対する「不安」を感じたら、「今」と十回唱えてみるといいと思います。

 

それそれだけでも、心に変化が生じます。

 

とにかく「今!」。

 

「今ここ」にしか私たちは生きていません。

 

未来に心を跳ばすのではなく、「今ここ」に生きる感覚を持てると心が楽になる気がします。

 

さて、とはいえ自分の能力に対する不安が消えるわけではないと思います。

 

私自身もそんな思いをなかなか消し去ることはできませんでした。

 

そんな私が自分の能力に対する見方を変えることができた経験を明日は書こうと思います。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。