「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「共感する」ことに対する怖れ

コミュニケーションでは、

 

相手に共感を示すことが大事だ

 

と言われます。

 

しかし「共感する」ことに抵抗を感じる方もいらっしゃるようです。

 

こういう方は、相手に「共感を示す」ことは、

 

すべて相手のいう通りにしなければいけなくなる

 

とか

 

相手が調子にのってやりたい放題してしまう

 

となるのではないかと懸念されているようです。

 

「共感」に怖れを抱いているように見えます。

 

この場合は、多分「共感」を少し勘違いしている気がします。

 

「共感」は相手の気持ちを「わかってあげる」だけであり

 

相手と全く同じになる必要はありません。

 

気持ちや感情を素直に受け止めてあげるだけです。

 

例えば、

 

相手が「悲しい」という気持ちでいることをわかってあげる

 

だけで

 

自分も「悲しい」気持ちになる必要はありません。

 

相手の主張や考え方や行動をすべて認める

ということではありません。

 

人は「主張」や「考え方」「行動」を認めてもらいたいのではなく

本当のところは「気持ち」をわかってもらいたいものだったりします。

 

この「気持ち」や「感情」に「共感してあげる」ことで

相手は満たされるように感じます。

 

すると、

自分とは違う「主張」や「考え方」であっても

相手も自分のことを受け入れてくれることが多いです。

 

相手に共感をしたからといって、

相手の主張や考え方や行動をすべてそのまま認めなくてはいけない

 

ということではありません。

 

逆に、共感をしたことにより、

相手がこちらのことを受け入れてくれることの方が多いです。

 

「共感」するとは自分を失くすことではありません。

 

「共感する」ことへの怖れを手放してみる。

 

そのことで相手との関係はより良いものになっていきます。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。