「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

個人の努力や頑張りに依存しすぎていないか

私たちが受けてきた教育は基本的に

 

「一人で出来るようになる」

 

ことを目的としていると感じています。

 

勉強にしろ他のことであれ、

 

「自分一人の力でできるようになる」

 

ことを求められています。

 

力を伸ばしていく過程で、

このようなことは確かに必要なことかもしれません。

 

しかし、これは一つの弊害を生んでいる気もします。

 

それが、

 

「個人の努力や頑張りに依存しすぎる」

 

ことです。

 

何かがうまくいかない時に、

 

もっと力をつけなければいけない、、、

もっと一人で頑張れるはずだ、、、

他人をあてにしないで自分で何とかしよう、、、

 

という風に感じたり、思ってしまいがちなことはないでしょうか。

 

確かに、そうかもしれません。

 

しかし、

全てのことを一人で出来るようになる

のは現実的には無理な話です。

 

一人の力で出来ることには限界があります。

 

学校のテストでは、わからないことがあっても

他人に聞くことは許されません。

 

また、わからないで困っている人がいても

答えを教えてあげてはいけません。

 

しかし、現実社会で考えてみると、

わからないことを聞く事も

わからないで困っている人を助ける事も

間違った振る舞いではないはずです。

 

しかし、

 

「一人でできなければならない」

 

と思い込んでいると、、、

 

とにかく一人で頑張ろうとしすぎます。

 

また、周りもそのように思っていると、

 

助けようとするより、一人で最後までやるべきだ

 

と思って、手助けをしません。

 

自分一人の力でやりきることは、確かに立派なことです。

 

しかし、まだその力がない時に、

出来ないままで放置するより

他人の力を借りてでもやり遂げる事も

決して非難されるものではないはずです。

 

今私たちが関わっている様々な問題は、

一人の力だけでどうにもならない事も多いです。

 

自分のことではないから、といって知らないふりをしたとしても

罰則があるわけではありません。

 

でも、自分はそんな義務がなかったとしても

ちょっと手を貸してあげれば解決する事もありはしないでしょうか。

 

自立は大事です。

しかし、私たちが共同体として活動していくのなら

自立だけでなく、

相互に助け合う事、言葉を変えれば、お互いに依存しあう事

も必要なのではないでしょうか。

 

「お互い様」

 

その言葉の意味を改めて考えてみる必要があるのではないか、、、

 

様々な組織や人の抱えている問題と向き合う時、

常に感じる事です。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。