安定は不安定と共にある!?
我が家にはバランスボールがあります。
椅子の代わりにバランスボールを使っていた時期もあります。
私はできないのですが、
子供達はバランスボールの上に上手に乗っかります。
不安定なバランスボールの上に安定して乗っているためには、
実は、じっとしていてはいけません。
バランスを取るために細かく動いています。
動いているからこそ、安定していられます。
人によって違いはあるでしょうが、
多くの場合、人は安定を求めています。
「安定」することで、心の平穏を感じたりします。
それは悪いことではないですね。
しかし「安定」を求めているが故に、
「変化」することにためらいを感じることもあります。
今のままでいい。
なんの不満もないんだから、このままでいい。
もちろんそれで問題はないかもしれません。
ただし、気をつけなければいけないことがあります。
それは、
「安定」とは「固定」とは違う
ということです。
「安定」というのは何の変化もせずにずっとそのままでいること、
つまり、「固定」と同じようなものと思ってしまいがちです。
じっとしていると実はバランスは取れません。
動くからこそ安定できます。
別の言い方をすれば、
安定は常に不安定と共にある
とも言えそうです。
安定を求めているからこそ、変化することを厭わない。
これも大事なことではないでしょうか。
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。