「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

アドバイスが活きる条件

「せっかく〇〇してあげているのに、、、」

 

こんな風に感じる時ってありませんか。

 

せっかく相手のためを思って言ってあげてるのに、ちっとも聞こうともしない!!

せっかく相手のためを思ってしてあげてるのに、全然わかろうともしない!!

せっかく相手のためを思って自分のことは後回しにして対応したのに、、、、

 

相手に対して苦々しく思ったり、腹立たしくなったりします。

 

こちらは良かれと思ってしているのに、

相手はちっともそれをわかってくれない。

 

だから、腹立たしくなってくる。

 

そのうち、

もう知らない!

勝手にすればいい!!

 

こんな風になってしまいがちです。

 

しかし、これって冷静に考えると、変な話です。

 

相手にとってはどうするかは、

相手の都合だし、

そもそも相手の勝手です。

 

それを「勝手にすれば!!」なんて

イライラされてもいい迷惑です。

 

こちらは相手のためを思って何かをしています。

初めは相手のことを「思いやる」気持ちがあったはずです。

 

ところが、最終的に行き着いたのは

 

「相手を非難する」気持ちです。

 

どうしてこんな事になってしまうのか?

 

それは、

 

「相手が自分のことをわかってくれなかった」

 

と感じてしまうからです。

 

本当は「相手のこと」を思っていたはずなのに

そんな「自分のこと」をわかってもらえなかったこと

 

にがっかりし、苛立ったり、落ち込んだりしてしまう。

 

結局、本当に相手のことを思っていたのでしょうか、、、

 

しかし、こういうことは私たちによく起きています。

 

こうならないためにはどうしたらいいのか?

いろんな方法や考え方はあると思いますが、

非常に実践的で効果的な方法が一つあります。

 

私はよくこれを試しますし、その効果は実感しています。

 

それは、

 

「相手に許可をもらう」

 

ということです。

 

「ちょっと伝えたいことがあるから、今聞いてもらえる?」

「こうしてあげたいんだけど、いいだろうか?」

 

こんな風に、自分がしてあげようと思うことをしていいか

相手に「許可」を求めるのです。

 

どんなに相手にとって良いことであったとしても、

無許可でそれをやってしまうというのは、

やはり失礼なことなのではないでしょうか。

 

相手を自分と同じ「人」として敬意を持って接するのならば、

やはり相手に許可を求めるのは当然ではないでしょうか。

 

私たちは多くの場合、人間関係を上下で捉えています。

 

親子、指導者と選手、上司と部下、先輩と後輩等々

 

お互いに対等の立場と思っていることは意外に少ないです。

 

同期だったとしても、

何かに秀でている方がつい上のように思ってしまいます。

 

気をつけていないと、特に上の立場にあると思っている人は

(無意識にそう思っている場合も多いです)

相手の状況関係なく、自分の意見を一方的にぶつけたりします。

 

その結果は、お互いの関係性にとって、良い影響はありません。

 

そんな時に、

相手の許可をもらってからやるだけで、

お互いの関係性が維持できるだけでなく

更に良好なものになっていきます。

 

相手が自分のしてあげていることを理解してくれない、

 

なんてことでお悩みがあるとしたら

 

何かをしてあげる時に「相手の許可をもらう」

 

ことをぜひ試してみてください。

 

今までと違うことが起きたりします。

 

効果を感じたら、ぜひ習慣にしてください。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。