「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

自分で決めている

どんな時でも「自分で決められるもの」があります。

 

それは「感情」です。

 

「感情」は誰でも自分で決められる??

 

メンタルの強い人ならともかく

「誰でも」はちょっと違うんじゃないかな、、、

 

そんな風に思っているかもしれませんね。

 

いえ、自分で自分の感情は決められるんです。

なぜなら自分の感情は自分で決めているから。

 

わかったようなわかんない言い方ですね。

 

これは感情が生ずるメカニズムを理解しておく必要があります。

 

例えば、昨日一日を振り返って

自分がどんな感情で過ごしたかを

思い出してみてください。

 

朝起きた時はどんな気分でしたか?

その後、顔を洗った時は?

朝食を食べている時は?

昼間はどんな気分で過ごしましたか?

夜はどんなでしたか?

一日の内で色んな感情の変化があると思います。

 

では、何故そんな感情になりましたか?

何故、そんな気持ちを感じましたか?

 

多分、何かの理由があるはずです。

 

大抵の場合、誰かの言動や周囲の出来事など

が理由になっているのではないでしょうか?

 

朝から「雨」だから「憂鬱」

「家族に文句言われて」「むかつく」

「渋滞」にはまって「イライラ」

「ランチが美味しくて」「ハッピー」etc

 

「自分以外の何か」によって

「自分の感情」が生じています。

 

普通はそう思いますよね。

しかし、本当はそうじゃないんです。

 

自分の感情を作り出しているのは

「自分自身」なんです。

 

もう少し正確に言うと

 

「自分の脳の”ある機能”」によって

 

感情が生じています。

 

出来事はそのきっかけに過ぎません。

 

その機能とは

 

「認知」

 

と呼ばれるものです。

 

「認知」とは、

 

出来事に「意味をつける」という機能です。

 

「雨」は嫌なものだと意味付けるから「憂鬱」

「文句を言われる」ことは好ましくないと意味つけるから「むかつく」

「渋滞」は自分の邪魔をするものと意味つけるから「イライラ」

「ランチが美味しい」のは素敵なことだから「ハッピー」

 

こんな感じです。

 

実は「雨」の所為で「憂鬱」ではないんです。

 

「雨」を嫌なものだと“自分が認知している”から「憂鬱」なんです。

 

何かの所為、誰かの所為で

私たちの感情が生じている訳ではないのです。

 

「何か」や「誰か」はきっかけにはなりますが、

それ自体が私たちの感情を決定している訳ではないのです。

 

これは、とても大事なポイントです。

 

なぜなら、何かや誰かの所為で私たちの感情が決まってしまうなら

私たちは自分ではどうしようもなくなってしまうからです。

 

つまり、心の状態を整えようと思っても

自分では手の出しようがないことになってしまいます。

 

でも幸いなことに、そうじゃないんです。

 

感情は自分の中でしか生じてきていないんです。

 

だから、自分で自分の感情を上手く扱うこと、

つまり、自分で自分の心を整えることが出来るんです。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。