「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

みんな気づいているんだな、、、

昨日、ある企業様の工場の管理職の方に講演をしました。

コンサル会社の方と組んで、最近はこの活動を展開しています。

内容は、いつもこちらで発信しているようなこと、

「心を整える(調える)」ということが、
自分自身や周囲の活動の質をあげること、
そして組織の成果を向上させることにつながる

ということです。

参加された方々(約50名)のアンケートの結果を今日知らせてくれました。

お伝えした内容をほとんど全ての方が、自部署内で展開したい、と答えてくれていました。

「そう思わない」と回答された方は3名だけで、その理由は

「まず自分自身が行ってから」というものや
「自分で伝えるのが難しい」ということで

「心を整える(調える)」ことの価値を感じていなかった訳ではありませんでした。

この結果は、嬉しいと思うと同時に、やっぱりそうなんだな、とも感じています。

「嬉しい」というのは、

私が大事だと思っていることが伝わった
聴いている方々が私の伝えたことを理解してくれた

ということから感じる嬉しさです。

一方「やっぱりそうなんだな」というのは、

やっぱり、皆さん「心」の大事さをわかっているんだ
どうしたらいいかわからずに「心」をきちんと扱っていないことをわかっているんだ

ということを改めて感じたということです。

「心」はどんな時でも、自分と一緒にあります。

いつ、どこで、何をしていようとも「心」はそこにあります。

その「心」がその時の活動に影響を与えています。

にも関わらず、私たちはそんな「心」の扱い方を教わったりしていません。

目に見えない、さわれない、匂いもない、五感で感じられない
そんな「心」の存在をどのように扱ったらいいのかよくわかっていません。

形のある、わかりやすいものの扱い方ばかりに習熟して
見えない「心」についてはほったらかしにされていたりします。

それで今まではなんとかなってきたこともありますが、
今の時代ではそうもいかなくなってきています。

企業の現場において

効率化、合理化、省力化、生産性向上、、、
そのための仕組み作り、制度設計・導入、具体的な様々な取り組み

が今まで数多くなされてきました。

そうしたことの効果も確かに出てきました。

しかし、そんな現場の多くで今、頻繁に耳にする問題が

「人」に関する問題です。

表現や捉え方には違いがあるかもしれませんが

どうやって「活性化」したらいいだろうか

という悩みだと私の目には映ります。

今までのやり方ではうまくいかなくなってきた。

これも「やり方」の問題というより、
根本的な「発想」や「視点」の問題かもしれません。

今までと同じ「発想」や「視点」で目先の「やり方」だけ変えても
必ずしもうまくいかないことが多いはずです。

今までの「発想」や「視点」に欠けていたものは

「人」を「人」として扱う

ということです。

「人」には「心」があります。
「心」は「人」の活動の質に大きな影響を与えています。

そのことをはっきりと認識した上で、

「心」を大事にする

という土台をしっかりと固めてから個々の「やり方」は積み上げていく。

こうしたことでしか、現状の問題を解決していくのは難しくなっているように私には思えます。

実は、そのことを当事者である皆さんも感じているし、本当はわかっている。
だからこそ、昨日のアンケート結果のようなことになるのではないか

そんな風に私は思っています。

そんな方々が少しでも楽に今よりもっと輝いていけるように
これからも全力でお手伝いしていこう。

そのことを改めて強く思いました。

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
  
では、また。