「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

正しい答えを選択をするよりも、、、

決めたことをちゃんと「やる」かどうか。

 

成果をあげるためにはこの「やる」ということが絶対に必要です。

 

決めたことを実行する力、つまり「実行力」が絶対不可欠です。

 

組織の中などでこの「実行力」についてあまり考えられていないのではないか、

などと最近感じています。

 

決めたことをやるのは当たり前であって、それができないのは

その本人の「意志」や「性格」の問題だと決めつけている気がします。

 

もちろん「性格」や「意志」の問題もあるでしょう。

 

しかし、こうした「個人的な資質」で単純に片付けていいのだろうか、とも感じます。

 

組織で成果をあげるために、

 

「あいつが動かないからダメだった」

「あいつのせいで上手くいかない」

「あいつが全ての原因だ」

 

みたいな言い訳をいくらしても、何の進展もありません。

 

それならそれとして「成果をあげる」ための別のことを模索していくしかありません。

 

この時よく陥るのが、

 

出来ない(動かない)やつは諦めて、出来る(動ける)やつで頑張ろう

 

という選択をすることです。

 

そうして一部の人の負荷がどんどん増していきます。

どんどん疲弊していきます。

そして、どこかで限界を迎えてしまう、、、

 

悪循環の始まりです。

 

出来る人、動ける人、意識の高い人、、、

そんな人だけで頑張ろうとしても無理があることは明白です。

 

でも、そんな選択をしている、また、しようとしている状況が多くあるようです。

 

出来る人、動ける人、意識が高い人ほど、そんな選択をしてしまいがちにも見えます。

 

どうせ、あの人たちは動かないから、意識が低いから、、、

 

こんな言葉で諦めて、自分だけが負荷を負うことを選択してしまう。

 

それを組織も決していいことだと思っているわけではないが、

それ以外に成果をあげるための方法を思いつかず、

そんな現状を放置してしまう。

 

こんな状況では誰もハッピーになれません。

 

こうした状況になってしまう人や組織では、

無意識に「あること」を思い込んでいるようです。

 

それは、、、

 

「正しい答えを選択をすれば、きちんとそれは実行されるはずだ」

 

ということです。

 

誰でも納得出来る「正しい答え」を選択すれば、

誰でもきちんとその通りに動くはずだ、と考えている。

 

これ、変な考え方じゃないですよね。

当たり前にそう考えてしまうかもしれません。

 

しかし、現実を見てみるとそうではないことが多くあります。

だとすれば、この考え方自体、何か問題があるのかもしれません。

 

実は「決めたことが実行されるかどうか」という観点から考えると

 

「何を決めたか」ということ、より

「どのような決め方がなされたか」ということ

 

の方がその後の実行との相関は強そうです。

 

敢えて言えば、

 

「正しい答え」かどうかより「正しい決め方」をしたかどうかの方が重要だ

 

と言えます。

 

この視点から現状を振り返ってみると

悪循環に陥った状況を抜け出すためにやるべきこと

が見つかるかもしれません。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。