「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

簡単なことから変える意義

【簡単なことから変える意義】

 

自分を変えていこうとする時、

簡単なことから変えていくことが効果的です。

 

私たちは、大抵の場合、何かに問題を感じると

その問題点をなんとかしようとして

直接その問題点を直そうとします。

 

それが上手くいく場合もありますが、

そうでない場合もよくあります。

 

癖や習性のようになっているものは

なかなか直せなかったりします。

 

無意識のそうしてしまう自分になっているからです。

 

そんな自分になっている場合、

その自分は他にもその癖や習性からくる行動をしているはずです。

 

そうした行動のうち、簡単に直せるものを直していくと

自然と、大元の癖や習性になっているものも変わって行きます。

 

私の場合は、

 

「仕事をギリギリまでやらない」

 

という自分になっているということは、それ以外にも

 

「すぐに取り掛からないで後回しにする」

 

ということがあったということです。

 

そこで、本来自分が感じている問題としての

 

「仕事をギリギリまでやらない」

 

という問題点を直接直すのではなく

 

「すぐに取り掛からないで後回しにする」

 

という行動の中から、

 

「使った食器をそのままにせず、すぐに洗う」

 

というように簡単に変えられる行動を変えてみたのです。

 

その結果は、昨日書いたように明らかに効果がありました。

 

一見、関係なさそうに見えるそれぞれの行動ですが

本質的な部分でその行動を引き起こすものは一緒です。

 

だとすれば、どちらの行動を直すことでも

その本質的な部分を変えていくことができます。

 

これは個人のレベルでも言えることですが、

組織や集団に関しても同じことが言えます。

 

何かに問題を感じた場合、

そのことに直接対処するだけが解決方法ではありません。

 

そのことが引き起こされている構造(システム)を見つけることで

有効な解決策が意外なところに見つかることも多いです。

 

単純な「原因結果」という関係だけでなく

様々な要素が関係している「全体的な構造」を捉えることが

本質的な解決につながります。

 

ちょっとわかりづらいですね。

 

このことは、また、別の機会に書きたいと思います。

 

今日もお読みいただいてありがとうございます。

 

では、また明日。