「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「今まではそれでいい」と「今のままでいい」は違う

【「今まではそれでいい」と「今のままでいい」は違う】

 

今までの自分が嫌だから、自分を変えたい

 

という話を聞く時があります。

 

自分の欠点や短所が気になって、

そんな自分を変えたい

 

と思っているわけです。

 

こうした場合は、多くの場合、

他人と自分を比べています。

 

そして、他人と比べて自分が劣っていることを気にします。

 

この「他人と比べてしまう」ということを、

ほとんど無意識に私たちはやってしまいます。

 

本当はそんなことする必要ないのにやってしまいます。

 

そして自分の欠点や短所と思えることに意識を向けて

自分に対して否定的なイメージを勝手に作り上げてしまいます。

 

この状態で自分を変えるための新しいことを始めても

まず上手くいくことはありません。

 

上手くいかず、更に自分に対する否定的なイメージを強固にしてしまったりします。

 

まず、大事なのは

 

自分を否定的に捉えるのではなく

自分で自分を認めてあげる

 

ことです。

 

確かに、他人と比べたら劣っているように見えることもあるでしょう。

 

しかし、自分がそうなったのには自分でも気づかない理由があります。

もっと言えば、自分で気がついていないかもしれませんが

自分でそうなるようにしてきただけです。

 

それはそれで必要なことだったのです。

 

そもそも他人と自分は違います。

 

何が好きか、

何を大事に思うか、

何を目指しているか、

 

等々、様々なことが違います。

 

言ってみれば前提や条件や更には目的すら違っています。

 

そんな他人と比べて、優れているか劣っているかなんてわかりません。

 

自分を否定的に捉える必要は全くありません。

 

だから、

 

「今まではどうであっても、それはそれでいい」

 

のです。

 

ところが、これは

 

「今のままでいい」

 

とは違います。

 

あくまでも過去のことは「それはそれでよし」なだけで、

ここから未来に向けて同じでいいわけではありません。

 

「過去の自分を認め、受け容れる」ことと

「そのままで変わらずにいる」こととは全く違います。

 

これからより良くなろうとすれば、

当然、今の自分を変化させていくことは必要です。

 

「自分を認める」ということは

「このままでいい」ということではありません。

 

このことを勘違いしてしまうと

 

自ら成長への道を閉ざし、

現状維持しかしない

 

ということになってしまいます。

 

過去の自分を全て受け容れ、

ここから先は新しい自分になることをやり続ける

 

それが「自律的に成長する」ということだ、と私は考えています。

 

今日もお読みいただいてありがとうございます。

 

では、また明日。