「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

行動できない時に不足しているもの

【行動できない時に不足しているもの】

何をしたらいいかはわかっている。
でも、行動が変えられない。

これは決して「難しい行動」だからということではなかったりします。

難しくない、ある意味簡単な行動であったとしても、
その行動をとることに高いハードルを感じてしまったりします。

もし、こういう状況だとすると、
その時は決定的に不足しているものがあります。
それは、、、

「勇気」

です。

人は「勇気」がないと、
新たな1歩を踏み出すことに大きな困難を感じます。

だから、行動できない人を動けるようにするためには、
「勇気」を出してもらうしかありません。

「勇気」は本来は誰でもみんな持っている、と私は思っています。

でも、様々なことでその「勇気」をくじかれ、
徐々に「勇気」の残高がすくなってしまったりします。

出来ないことを指摘され、
上手くいかないことを責め立てられる、、、

こんな自分を否定されるような状況で
自分自身を保つためには「勇気」が必要です。

だから、無意識のうちに自分の持っている「勇気」を出して耐えています。

こうして自分を保つことに「勇気」を使い果たしてしまい、
いざ、行動するときには「勇気」が枯渇している。

そして、動けない。
だから、結果は出ない。
すると、、、
また責められる、それに耐える、また勇気がなくなる、、

そんなことで、本来進みたい方向へ進むためのエネルギーである
「勇気」が恒常的に不足している状況から抜け出せなくなってしまいます。

こんな人に、「頑張れ!」とか叱咤激励しても
あまり効果はないかもしれません。

少なくとも、私が関わった中ではそのように感じています。

まず、足りなくなった「勇気」を補わなければいけません。
勇気づけてあげなければいけないのです。

勇気をくじかれてしまった人は、
今度は自分の勇気をうまく貯めることができなくなってしまいます。

様々なことに不安や恐れを抱きやすくなり、
自分を実態以上に過小評価するようになってしまいます。

その不安や恐れは本来全然感じる必要のないものだったりします。
でも、勇気が不足した状態ではいろんなものが実態以上に
自分の邪魔をする大きな存在に思えたします。

だから、まずこの不安や恐れを取り除いていく必要があります。
これは、他人に取り除いてもらうことはできません。

不安を感じることや恐れを感じることが、

全然大したことではない

と自分でわからないといけません。

他人からいくらそう言われてもあまり効果はありません。

だから、そのような人に対して、
適切な「問いかけ」が効果的な場合が多いです。

これはコーチングのコーチたちがやるものと似ています。
問いかけられると、人は自然とそのことに意識が向きます。

例えば、何かが気になって動けない時

「何も気にしなくていい」

と言うより、

「何か気になっていることがあるように見えますが、、、」

なんて問いかけることで、

何かに意識が囚われていたことに気づかず動けていなかったのが、
そんな状態の自分自身に意識を向けられることができます。

そうして自分の状況を改めて捉え直すことができます。

答えを与えるのでも、
激励するのでもなく、
ただ「問いかける」。

それが効果的な場合も実に多いです。

今日もお読みいただいてありがとうございます。

では、また明日。