「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

習慣を変える時に大切なこと

【習慣を変える時に大切なこと】

 

一昨日の記事で

 

刺激行動報酬

 

の構造について書きました。

 

この構造に気づかず、

 

同じ「刺激」に対して、

同じ「行動」をすることで

同じような「報酬」が得られる

 

度に「行動」が「習慣」へと強化されていきます。

 

こうして何らかの「習慣」が形成されます。

 

この「習慣」が今の自分にとって適切なものではない

と感じて、それを直そうと思います。

 

この時に、こうした構造がわかっていないと

 

「習慣」になっている「行動」だけを変えよう

 

とします。

 

しかし、「行動」を変えると

今まで得られていた「報酬」が得られません。

 

ここでいう「報酬」はお金やモノのようなものではなく

自分の感じる「心地よさ」「快」のようなものです。

 

意思の力で努力して、常に意識して

「行動」を変えようとしても

結局、「報酬」が得られないので長続きしません。

 

自分自身のことを振り返っても

習慣化している「行動」を変えられなかったのは

このパターンでした。

 

「刺激行動報酬」という構造を理解した上で

「習慣」を変えようとする時に大切なことだ

と私が思っていることがあります。

 

全ての人に当てはまるかはわかりません。

自分の経験を振り返ると感じていることです。

 

それは、

 

「自分を否定しない」

 

ということです。

 

自分が直そうと思う「習慣」は

 

悪い「習慣」ではない

 

ということです。

 

ここを「悪い」と感じてしまうことは、

「報酬」を求めてはいけない

という感じ方につながりやすいです。

 

「心地よさ」「快」を求めるのは悪いことでしょうか?

それを欲するのは「意思が弱い」のでしょうか?

 

そうではありません。

 

これは私たちの本能から来るものです。

 

だから、決して悪いことではありません。

 

今この時点で「直したい」と思っている「行動」は

「悪い」ものではないのです。

 

あえて言えば、「悪い」のではなく

現状に「ふさわしくない」もしくは「適切でない」

だけのものです。

 

「報酬」を得るという目的は、否定する必要はありません。

そのための「手段」としての「習慣化した行動」が

今の状況においては「適切でない」というだけです。

 

最初から「適切でない」わけではなかったのです。

 

当初は、その時の状況にあった「行動」だったのです。

 

決して自分に何か欠けたものがあって、

最初から不適切な選択をしたわけではありません。

 

過去の選択が間違っていたわけではなく、

状況が変わって今の状況に適さなくなっただけなのです。

 

自分は間違っていたわけでも、劣っていたわけでもない。

 

このことをしっかりと認識しておく必要を私は感じます。

 

そうでないと、

 

自分のこれからの選択にも自信が持てません。

 

常に心の中に不安や心配を抱えながら行動をしています。

 

こんな状態では、ちょっとしたことで

すぐに自分の変えようとしていることを諦めてしまいます。

 

「やっぱり自分には無理なんだ」

「また、間違った選択をしてしまったんだ」

 

こんな思いが湧き出てきます。

 

これでは、最後までやり通せません。

 

だから、まずは

 

今までの自分を否定せず、認め受け入れる

 

ことが、

 

今までの自分を変えていくために最初に必要なこと

 

だと、私は感じています。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。