「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

必勝パターンを求めるのではなく、必負パターンから抜け出す

【必勝パターンを求めるのではなく、必負パターンから抜け出す】

 

日曜日は過去の記事を手直ししたものを載せています。

さて、今日は5年以上前に書いたものです。

 

必勝ではなく、必負(必敗)パターン。

 

武術の講習会に参加した時に聴いた話です。

 

数千年の歴史を持つ武術の世界でも、

「必勝パターン」はいまだかって存在していない。

 

しかし、必負パターンは確立している。

 

それは、

・動けない

・動かない

・動きたくない

ということ、だそうです。

 

必勝パターンは存在しないので、

それを追い求めるのではなく

 

この必負パターンから脱することが重要、だという話を聴きました。

 

では、どううするか?

 

身体が思う様に動かない状況が必負パターンの様に思えます。

だから、身体を効果的に動かす何かがあるのかと思っていましたが、

言われたことは

 

「動かす」ではない

 

ということです。

 

「???」

 

何を言っているんだろう?

ちょっと話が見えなくなりそうでした。

 

それはこういうことでした。

 

・動けない

・動かない

・動きたくない

 

という状態に身体がなっているので、

まずは、

 

・動ける

・動きやすい

・動きたい

 

身体の状態を

 

「見つけてあげる」

 

のだそうです。

 

すると、

 

「自然に動く」

 

この辺のことは、わかりにくいと思いますが、

実際にその後指導してもらいながら身体を動かした時に

大きな違いがありました。

 

相手に腕を抑えられているのに、

頑張って力をいれなくても、

自然に動ける

 

のです。

 

身についていないので、なかなか再現できませんが確かに違います。

 

「無理にでも身体を動かす」

 

ではなく、

 

「動きたい身体の状態を見つけてあげる」

 

と「自然と動く」のです。

 

これって組織の経営でも同じようなことが言える気がします。

 

・動けない

・動けない

・動きたくない

 

メンバーを、何らかの方法を用いて

 

「動かす」

 

のではなく、

 

・動ける

・動きやすい

・動きたい

 

状態を「見つけてあげる」(もしくは、そういう状態を「創り出す」)ことによって、

 

「自然と組織は機能していく」

 

それは、

 

メンバーを人として認め、信じ、任せ、

組織内の関係性を良好に保つ事

 

だと私は感じています。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。