「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

二つの質問

【二つの質問】

 

私は仕事柄、他人に何かをお伝えすることが多いです。

当然、質問を受けることも多いです。

 

私が受ける質問について、

どうも2つの種類があるように感じます。

 

その二つとは、

 

「相手(この場合は私)の言っていることを理解しよう」としてするものと

 

「自分が間違っていないということを確認する」もの

 

の二つです。

 

「相手の言っていることを理解しよう」として質問される方は、

 

何かを本気で求めて、

自分に変化を起こしたい

 

と思っている方が多いように思えます。

 

「自分が間違っていないことを確認する」ための質問というのは、

表面的な言葉はどうであろうと、結局のところ

 

「今までの自分の考え方や行動は間違ってないよね」

 

と確認している感じです。

 

どのようなものであっても「間違っていることなどない」と

私自身は思っています。

 

ですから、質問をされる方がどのような考え方や行動をしていたとしても

それはそれでありだな、と思います。

相手を否定するつもりは全くないです。

 

ただ、もし上手くいってないことがあるならば、

 

私がお伝えする考え方を取り入れて見たり、

行動を変えることを試してみてはどうでしょうか

 

というだけです。

 

前者の質問をされる方は、

自分の考えはひとまず脇において、

素直に私の話を受け容れようとされます。

 

後者の質問をされる方は、

まず自分が間違っていないことを確信してから

私の話を聞こうとしています。

 

別の言い方をすると、

 

自分の考えが間違っていないかどうか

 

が一番気になっていて、

 

相手の話を理解すること

 

はその次のような感じです。

 

こうした場合、

私の話を理解したように見えても、

考え方や行動に変化が感じられることは少ないようです。

 

私のお伝えしていることが100%正しいということなどありません。

私の思う通りの考え方や行動になっていただかなくても当然構いません。

 

でも、ちょっともったいないなとも感じます。

 

素直に受け入れようとする方は、

必要に応じて自分をどんどん変化させていくことが出来ます。

 

一方、そうでない場合、

そのチャンスをみすみす逃してしまうように思えてしまいます。

 

と書きながら、ふと、自分はどうだろうかと感じました。

 

自分自身の考えに固執して、

他人の話を素直に聴いていないのではないか?

 

やはり、他人に対して気になることは、自分にもあるようです。

 

批評眼は持つべし。

批判的態度は慎むべし。

 

気になることがあったときは、自分の身を振り返り、

自らを変えていくチャンスなのだと、改めて思っています。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

 

では、また。