「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

ミスはある!

【ミスはある!】

 

頂上に辿り着くことと頂点を獲ることでは意味が違ってくる。

それはどの業界でも同じだ。

仕事に就くことと生き残ることは別物なのだ。

(中略)

事実と状況のみが存在し、

自分がそれにどう反応するかによって成功するかどうかが決まるのだ。

(中略)

偶然起きた出来事や未知なる力に頼るのではなく、

準備ができていて、自分をコントロールできていれば上手くいくものだ。

 

「リレントレス 結果を出す人の13の法則」(ティム・クローバー著)

 

「そんなにあの子のミスが目立ちますか?」

 

ある保護者が指導者に尋ねています。

その選手は指導者から、いつも怒られています。

 

尋ねた保護者からすれば、ミスを咎められていると思っています。

ミスしたことを責められていると思っています。

 

そこで見ていると、決して自分の子供のミスが多いわけではない。

他の子供たちもミスはしている。

うちの子だけではない。

なんでうちの子だけが、、、

 

そんな気持ちになっているかもしれません。

 

しかし、指導者はこう言いました。

 

「ミスはあります。

 ミスすることは、ある意味当たり前に起きます」

「自分が言っているのはそこではありません」

「ミスした後のことなんです」

「ミスした後のあの子を見て、どう思われますか?」

 

ミスをして全てが終わったわけではなく、

まだ、プレーは続いているにも関わらず、

外から見ても明らかにわかるくらい、

がっかりした表情をし、

次のプレーを全力でするわけでもなく、

自分一人で落ち込んだようになっている。

その結果、さらに悪い状況をチームにもたらしてしまう。

 

ミスした後に次のプレーに切り替えて移ることを

一年間、指導者は言い続けてきています。

 

他の選手たちはそのことができるようになっています。

 

にも関わらず、この選手が一向に変わっていない。

そのことを指摘されているのです。

 

失敗に対して、どのような対応をしていくのか?

 

全てがうまくだけいくことなどありません。

 

そんなことは皆わかっているはずです。

 

にも関わらず、うまくいくことだけが大事だととらわれていると

一つの失敗を必要以上に大きな問題と捉えてしまいます。

 

「成功」も「失敗」も単なる意味付けです。

 

最終ゴールにたどり着けさえすれば、

途中は何が起きていたとしてもいいはずです。

 

計画通りにいかなかったら、計画を見直せばいいだけです。

計画通りにできないことが、決定的にダメなことではないはずです。

 

本当に大事なものから、現状に必要な行動を考える。

そのことの重要性を、指導者と保護者の会話を聞きながら感じていました。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

 

では、また。