相手の関心に関心を持つ
個人面談などをする時に私が意識していることです。
「相手に関心を持つ」のではなく
「相手の関心に関心を持つ」
です。
「相手に関心を持つ」は、
「あいつは自分のことをどう思っているのだろう」
「あいつは自分のことをどんな風に見ているのだろう」
「あいつは自分のことをどうしようとしているのだろう」etc
といった感じで、結局、相手ではなく
自分のことが気になっていることになりがちです。
自分の立ち位置からは動かずに、
自分の見ている方向は変えずに
相手のことを色々考えているだけです。
「相手の関心に関心を持つ」とは
相手の横に並んで、
相手と同じ方向に顔を向けて
一体何が見えるのかを確かめてみる
といった感覚です。
自分の考えやこだわりは横において
相手になり切って考えてみる。
その上で、相手はこれによって
「何を望んでいるのか」
「何を求めているのか」
「どうなろうとしているのか」
相手の目的=求めるものを感じていきます。
自分に見えているものと相手の見ているもの
が違っていることに気づきます。
自分と相手は違う場所に立っているんです。
そのことにしっかり気づいていないと、
つい、自分の目線で相手を評価してしまいます。
そうなってしまうと、相手と本当に良い関係性は築けません。
もし、他人とのコミュニケーションで問題を感じていたら、
一度「自分の関心」から離れて
「相手の関心に関心を持つ」
ことを意識してみてください。
今まで気づかなかった何かに気づけるはずです。
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。