自分のために働いている
「一流が、責任感で働くならば
超一流は、自分のために働く」
以前に講演をお聴きした奥谷啓介(ケニー奥谷)さんの言葉です。
この言葉を聴いた時、もやもやしていた気分がスッキリしたことを覚えています。
責任感で働いていると、自分の行動に関して
「~ねばならない」「~するべき」
という思考を常にしてしまいます。
例えば、「相手のため」に
「~ねばならない」
「~するべきだ」
「~するしかない」
などと自分に制約をかけてしまいます。
決してこれが悪いとは言いませんが、
こんな感じで接していると
「相手のため」にこれだけのことを「してやっている」
という気持ちになってしまいがちです。
「してやっている」のに、、、
相手から期待通りの反応が感じられないと
イライラしたり、がっかりしたりします。
そして、無意識に相手を「非難」し始めます。
「相手のため」を思って行動を始めたのに、
「相手を非難する」ことになってしまう。
矛盾してます。
しかし、良く考えてみるとこんなことにも気がつきます。
「相手のため」に何かをすること自体が、
本当は自分にとって「嬉しいこと」や「楽しいこと」だと感じていた。
「相手のために」とすること自体が、
「自分の感情を満たすため」、つまり「自分のため」だったのです。
「相手のため」と思って行動することだけで、既に「自分のため」になっているのです。
そう気がつくと、、、
結果として相手の反応がどうであれ
「自分のため」に既になっている。
実は、腹を立てたり、がっかりする必要は一切なかったのです。
全ての行動は「自分のため」にしている。
堂々とそう思っていられる自分でありたいな、と思います。
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。