「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「場」が整うと、、、

昨年末から関わらせていた企業様で新しい案件が始まりました。

 

最初に集合研修形式で共有したいことを全員で確認し、

その後は個別面談でフォローしていきます。

 

今日の午前中はその最初の集合研修でした。

 

休憩前、終了時にそれぞれの感想を共有させてもらいました。

 

自分が感じたことを皆に伝えるだけで、

聴く方も評価したり意見をするのでなく

その感想をただ受け入れていただくだけです。

 

私は、とにかくその「場」が整った場になることを一番重要視しています。

 

皆がリラックスしながらも自然に向き合うべきことにしっかりと向き合える「場」

 

そんな「場」になるように常に意識しています。

 

今日の受講者の方も、最初は固かったものの、すぐにリラックスした雰囲気になり

素直に自分の気持ちや感想をお話しされていました。

 

ある方が、自分の性格の難点のようなことを語り出しました。

 

周囲とコミュニケーションがうまく取れない。

自分は極度の人見知りで、そもそも人と関わることが好きでなく

それではいけないと思いながらも

できるだけ人と関わらないような状況に身をおいている

 

そんなことを訥々と語りました。

 

確かに話好きではなく、話すことに不慣れな感じを受けます。

 

でも、すごく自然にそんなことを皆に話してくれました。

 

その後、オブザーブしていた上司の方と食事をしている時に、

その上司の方から言われました。

 

「あいつが、あんなに話すのを初めて見た」

「話すことにもびっくりしたが、あんな内面的なことを皆の前で話すなんて、、」

「普段のあいつからは考えられない、、、」

 

そんな風に、びっくりしたことを教えてくれました。

 

評価や判断をされるのではなく、

そのままの自分を受け入れてくれる空気を感じた時

人は素直に自己開示をするのかもしれません。

 

その方は、人見知りで人と話すが好きではないと言っていました。

 

それなのに、自分の内面的なことを誰から強制されたわけでもなく話始めたのです。

 

強制されないからこそ話せたのだとも思います。

 

人は自分のことを「わかってもらいたい」生き物です。

 

「わかってもらいたい」とは、まずは今の自分をそのまま「受け容れてもらいたい」

ということなのだと思います。

 

その場の参加者の誰もが、批判や評価をせず、

ただ、受け容れてくれる場なのだと感じられた時、

 

飾りを捨てた自分を表すことができるのだと思います。

 

受け容れもらった時、

初めてそれぞれが自分の抱えている問題にきちんと向き合えるようになる。

 

そんなことを改め感じています。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

 

では、また。