「諦める」ポイント
「あきらめる」とは、
あきらかにに、みきわめる
ということだ、と以前に聞いたことがあります。
普通に「あきらめる」と使うときは「断念する」とか「絶対に無理だ」と思うような意味合いで使っていることが多いです。
「あきらかにみきわめる=明らかに見極める」だと、少しニュアンスが違う気がします。
絶対に無理!というよりは、なんと言いますか、、、
今は無理
に近い気がします。
今の状況、今の実力、今のやり方では、明らかに無理なので、無駄なことはやめる
そんな気がします。
これは、あくまでも
「今は」うまくいかない、というだけのことで、「将来にわたって絶対にうまくいかない」というわけではありません。
今は、ここにこだわる必要はない、とも言えます。
無理に頑張る必要はない、その分の力は別なところに使えばいい。
この力の入れどころ、頑張りどころを明確にすることが、ある意味「あきらめる」ということに思えます。
私たちの多くは、小さい時からの教育で、その目的や意義もわからないまま、ただ言われたことを最後までやり切らなければいけない、と刷り込まれているかもしれません。
頑張るということが、無条件に大事なことだと思い込んでいるかもしれません。
真面目な人ほどそうなっているかもしれません。
もちろん、頑張るという姿勢が悪いとは思いませんが、頑張るポイントがもしずれていたら勿体ないです。
頑張らなければいけないポイント、つまり「諦めてはいけない」ことは、
最終的に臨むゴールに到達する
ということであり、
今のやり方をやり続けること
だけではないです。
「やり方」は結果に応じて、どんどん見極めて(あきらめて)変えるべきは変えていくものではないでしょうか。
何をあきらめないで、
何をあきらめますか?
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。