「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

”くれない族”の暴動

自分はこれだけ頑張っているのに、、、
こんなに厳しい中でやっているのに、、、

こんな風に感じてしまっている時はリスクが高まっています。

”くれない族”の暴動が勃発する危険性が高いです。

「自分が頑張っているのに、相手は何もして”くれない”!」
「こんなに厳しい中で苦しんでいるのに、何もわかって”くれない”!」

といって、相手を責め出します。

自分の中の”くれない族”の暴動が発生した瞬間です。

つい先日も私の中で”くれない族”が暴れ出しました。
相手はそんなつもりでないことでも、相手のふとした言動に
自分を理解してくれていないからだ、と決めつけてしまいます。

そして、相手を一方的に責める気持ちになってしまいます。

冷静に考えたらそんなことはないのに、その時にはそんな風には思えません。

自分は被害者で、相手が加害者。
自分は善良な弱者で、相手は極悪非道な強者。

勝手にそんな構図で考えてしまいます。

この時には、どう考えてもその構図から抜け出せません。

だから、冷静に考えているつもりでも結論は必ず同じになります。

「やっぱり、相手が悪い」

”くれない族”は明らかな特徴があります。

それは、自分のことしか考えていないことです。
相手のことを思っているように見せかけても、
実は、自分のことしか考えていません。

「あなたのためにこれだけのことをしているのに、、、」
「みんなのために、自分は我慢してこうしているのに、、、」

自分が何か我慢して頑張っている、、、という感覚が
実は、曲者です。

こんな時は、相手や周囲の人を理由にして、自分自身を疎かにに扱っているかもしれません。

でも、本当は自分は疎かにされたくないです。

だから、
「こんなに自分を犠牲にしている自分のことを、もっと大切に扱えよ!」

と相手を責める気持ちになってしまいます。

この一連の状況は、相手からしてみたら迷惑以外のなにものでもありません。

勝手に決めつけて、勝手に怒っているだけですから。

そうして、大事な関係を自ら壊してしまうかもしれません。

これは自分の場合だけかもしれませんが、この危険な状況になるのは

「自己犠牲」

のような気持ちで何かをしている時です。

どうも自分を抑えて、無理をして、何かをしている時に、起こりやすい気がします。

もっと、堂々と自分を大事にした方がいいのかもしれません。
変に自分の思いを押さえ込んでおかない方がいいのかもしれません。
ちょっとの我慢のつもりが、圧力が高まって爆発するのかもしれません。

自分の心の扱い方について、まだまだ修行中です。

さて、こんな風に”くれない族”の暴動は基本的には、その本人の問題です。
しかし、関わっている人に何の責任もないのか?
「責任」というと言い過ぎですが、周囲の関わり方にも何かがあるかもしれません。

明日はそんなことを書いてみます。

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
  
では、また。