「幸福感」≠「優越感」
沢山の方々との出会いを通して今の私はあります。
人生は出会いによって大きく変わります。
多くの出会いの中でも、
今の自分にとって大きな影響を与えてくれた二つの出会いがあります。
今日はそんなお一人の言葉を紹介します。
その方は会社を経営されています。
自分は勝手に自分のメンターだと思い込んでいます。
おそらく8年くらい前の話になります。
その方とあるときお話ししていた時に、、、
「永野さんさあ、幸せってなんだと思う?」
そんな風に聞かれました。
自分がなんて答えたかは覚えていませんが、
その後でその方が話してくれたことは今でもはっきり覚えています。
「俺はさあ、
他人より稼いで
他人よりいい家住んで
他人よりいいもん食って
他人よりいい車乗って
他人よりいい女連れて、、、
みたいなのが幸せなことだと思ってたのよ」
「でね、全部やったんよ」
さらっとすごいこと言うなあ、なんて思って聴いてました。
その後、その方はこう続けました。
「でもね、全然幸せになれんかった、、、」
「俺はさ、「幸福感」と「優越感」を勘違いしとったんよね、、、」
「幸せってさ、誰かと比べるもんじゃないんよね」
「でも、俺はいっつも誰かと比べて自分の方が上だと思おうとしとった」
「だから、全然幸せを感じられんかったよね」
「幸福感」と「優越感」を勘違いしていた、、、
その言葉を聴いた後、どんな話をしてたかは全く覚えていません。
その言葉がずっと頭の中でぐるぐるしてました。
自分もそう思っていたことに気がつきました。
平気な顔をしていながら、心の中ではいつも何かと比べていた自分に気がつきました。
自分の中の満たされない思いがどこから来ているかわかったような気がしました。
「幸福感」≠「優越感」
だとすれば、
他人と比べるのをやめた時、本当の心の落ち着きが得られるのかもしれません。
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。