「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

2番目以下のチームですよね、、、

昨日も書きましたが、

中学生の娘たちのチームは県大会で負けてしまいました。

 

あ、昨日1回戦と書きましたが、正確には2回戦でした。

シードだったので初戦が2回戦でした。

 

一部の方からご指摘いただきましたのでお詫びの上訂正いたします(笑)

 

さて、そんなチームですが、それなりに実力はあり、決して下手なチームではありませんでした。

 

しかし、ここ!という時に、一番いい状態の力を出しきれないことも多かったです。

 

詰めが甘いというか、徹底していないというか、、、

後ちょっとのところで、他人任せみたいなものが出てしまう傾向がありました。

 

試合が終わった後、保護者や関係者で話をしている時に、ある方が言いました。

 

「2番目以下のチームですよね」

 

「?」

 

言われた瞬間は何のことを言っているのかわかりませんでした。

 

力がトップチームに及ばないということかな?なんて考えましたが違いました。

 

「みんなお兄ちゃんお姉ちゃんがいる下の子たちですよね」

 

「!!」

 

わかりました!

そう、うちのチームの主力メンバーは全員、一番上の子供ではないのです。

みな、下の子なんです。

 

でも、これはどういうことか?

 

その人の経験からして、下の子が多いチームで、

こうした最後の詰めが甘いケースが多いように感じるとのことでした。

 

小さい時から、最後は何とかしてくれる人が側にいた経験が多いです。

自分一人で何かを最初から最後までやる、ということが少ない。

そうしたことが、厳しい局面になった時に、無意識に他人任せというか

自分で何とかしようというより、誰かに頼ってしまうようなことになるのではないか。

 

その方は、そんな風に分析していました。

 

なるほど、それはありかもしれない。。。素直にそう感じました。

 

ついつい可愛いから、何かしてあげたくなってしまうこともあるでしょうし、

大きい子と同じペースでできないのを待っているのが嫌で上の子がやってしまうこともあるでしょうし、

親からお兄ちゃんお姉ちゃんが面倒見なさいなんて言われて、何かを代わりにやってしまうこともあるでしょう。

 

いずれにしろ、自分で最後までやりきったという経験ではなく

 

誰かがやってくれる

 

という経験が多かったかもしれません。

 

少し話は変わりますが、老人ホームなどでも、至れり尽くせりの所では衰えが早くなり、

出来ることは自分でやってもらったり、手伝いをしてもらったりするところの方が元気でいられる

 

なんてことを聞いたこともあります。

 

ちょっと話がずれたかもしれませんが、このことを聞きながら何を思ったかというと

 

良い結果を与えることは人の成長に繋がらない

 

のではないか、ということです。

 

誰かの代わりに上手にしてあげて、その結果だけを渡してあげることは

結局、その人の成長に繋がらなかったり、力を衰えさせてしまうのではないか。

 

結果の良し悪しが人を成長させるのでなく、

結果はどうであれ、

そこまでの過程を自分が経験することこそが成長をもたらすものではないでしょうか。

 

自分自身の人との関わり方を考えるきっかけになりました。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

 

では、また。