「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

手を抜くと、結局、後できつくなる

昨日は中学生の娘たちのバスケットの試合の応援に行きました。

 

結果は、残念ながら負けでした。

県大会まで行きましたがその1回戦で敗退です。

 

これで3年生の娘は中学での部活は引退です。

2年生の妹はこれからまた1年頑張ります。

 

二人揃ってコートに立って戦っている姿はこれで見納めかもしれません。

 

さて、バスケットとは上の子供たちの時から関わってきました。

かれこれ10年以上、自分はやったことのない種目でしたが

保護者の立場で関わり、全国大会出場や全国優勝も経験させてもらいました。

 

一つの試合を見ていても、流れのようなものがあります。

 

バスケットは五人対五人で戦っています。

基本は1対1で守ります。

だから、一人がどこかにカバーに行けば、当然どこかに穴ができます。

オフェンス(攻撃)側は、なんとかして穴を作らせようとします。

ディフェンス(防御)側は、皆でカバーしあって穴をあけないようにします。

 

例えば、ディフェンスの時に、誰かが相手に抜かれたとします。

すると別のプレーヤーがそこをカバーします。

そうすると、本来そのプレーヤーが守っていたところが空いてしまうので

また、別のプレーヤーがそこをカバーに行きます。

うまくカバーできることもありますが、カバーが遅れてやられてしまうこともあります。

 

完全に相手の力量が上回っている場合もありますが、

同じ中学生同士で実はそこまで大きな差がある場合は少ないです。

 

そこそこ上位のチームになれば、一人一人の差は実は思っているより大きくないです。

 

しかし、大差がついてしまうことも良くあります。

 

そのような時は、試合の流れなどと言われたりしますが、

実際に起きていることを見ると、負けたチームがどこかで手を抜いていることが多いです。

 

手を抜いているつもりはないかもしれませんが、

ちょっと頑張ればいいことをしていないことが多いです。

 

一見、ちゃんとやっているように見えるけど、

あと一歩近づいて守っていれば相手にプレッシャーが与えられる

ようなところを、おざなりにしているように見えます。

 

そこだけでは決定的なことに見えないようなことでも

相手に楽にのびのびとプレーをさせてしまうことにより

自分たちが振り回されてきつくなっていきます。

 

昨日の試合でもそんなように見えたことがいくつかありました。

 

決して手を抜いたつもりはないかもしれないけれど、

五人のうち四人までがしっかりやっていたとしても

一人が徹底しきれていないことがほころびとなって

どんどん厳しい状況になっていく。

 

振り返ると、そういうことをよく見てきた気がします。

 

これは、バスケットの試合のことだけではないように思えます。

 

そこを頑張っても手を抜いても、大して大きな差がないように思えることを

いいかげんにしてしまうことがあると、、、

 

大抵、後でツケが回ってきます。

 

人間関係などでも、最初に違和感を感じたことをしっかりと言い合っていれば

その場では多少険悪なことになったとしても、

最終的には分かり合えることも多くあります。

 

でも、最初に険悪になることを避けて、それを放置したり

誤魔化していることで、後になればなるほどこじれてしまうことも良くあります。

 

自分の軸をしっかりともち、それをぶらさずに関わっていく

 

それができないと、自分も周りにもいい結果にならないように思えます。

 

子供達の活動を通じて、改めて、自分のあり方を考えさせられました。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

 

では、また。