「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

一気にやりきる!

さて、今まさにテニスの全豪オープンの女子決勝戦が行われています。

 

大坂なおみ選手がチェコのクビトバ選手と戦っています。

 

まだ、試合は終わっていませんが、

気になった瞬間があったので、書いています。

 

1セット目は大坂選手が取り、

2セット目もゲームカウント53とリード。

後1ゲーム取れば優勝です。

そしてこのゲームも大坂選手がリード。

いよいよマッチポイント。しかも3ポイントリード。

もう優勝に手がかかった状況です。

 

私が気になったのはこの次のプレーでした。

クビトバ選手が決めて、1ポイント返しました。

 

このクビトバ選手のショットを大坂選手が最後まで追わず、

決めた相手に「いいショットだったよ」とでも言うような仕草をしたのです。

 

これ見た瞬間に

 

「あ!大坂選手、負けるんじゃないか、、、」

 

と感じたのです。

 

1ポイント取られたとは言え、大坂選手がまだ圧倒的に有利な状況は変わりません。

 

私が、気になったのは

 

大坂選手が全力を出し切らなかった

 

ように見えたことなんです。

 

確かにクビトバ選手のショットは素晴らしかったです。

しかし、ここまでの大坂選手は決められたとしても

もっと諦めずに食らいつこうとしていたように私には見えていました。

 

しかし、この時はそうは見えなかったのです。

 

あくまでも私の勝手な見方ですが、

 

「まだ終わってないのに、もう余裕を持ってしまった」

 

ように見えたのです。

 

実は、私たちの脳は変な癖があります。

勝手な勘違いをするのです。

 

ゴールに向けて全力を出している時に

 

ゴールが見えてくると、

 

「ゴールが見えた」だけなのに「ゴールした」

 

と脳が勝手に思ってしまうのです。

 

これは無意識におきます。

 

自分の意識では、そんなこと思っているつもりもなくても

脳が勝手に力を抜いてしまうのです。

 

その結果、今まで通りの力が出せなくなって

結局、のぞむ結果に届かなくなってしまいます。

 

いわゆる「気が緩む」と言う状態はこういうことなのです。

 

さて、実際には大坂選手がどうだったのかはわかりませんが

テレビで見ていた私には明らかに「ゆるんだ」ように見えました。

 

その後、クビトバ選手は連続ポイントを重ね

2セット目は結局クビトバ選手が取り返しました。

 

何かをやる時は、一気に最後までやりきってしまわないと

もうちょっとのところで時間がかかってしまったりします。

 

大坂選手の試合を見ながら、そんなことを思い出しています。

 

今、大坂選手は3セット目を戦っています。

 

私の勘が外れてくれ、と思いながら試合の応援をしています。

 

テニスの場合は、セット間に少し時間が取れます。

そこで気持ちを立て直して、立て直して頑張ってほしいです。

 

頑張れ!!大坂なおみ選手!!

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。