経験の伴わない知識は害になる!?
自分のメモを見返していたら、次の言葉が目につきました。
「何かの知識的なことを未来形で語ると、経験の伴わない知識となる。
経験の伴わない知識は害になる」
これ、よく実感します。
ちょっとわかりづらいですね。
「ああ、それね。知ってる、知ってる」
「結局、~いうことだよね」
「~したら、~なるんだよね」
こんな反応をする時があります。
口には出さなくても、心の中でそんな風に思っていたりします。
さて、こんな風に反応している時、
私は本当にその何かをやったことがあるのでしょうか?
自分に限って言えば、大抵、こんな時は
「やってない」
です。
ただ、知っているだけです。
以前に、誰かから教わったか、聞いたりしたことがあるだけです。
「知った」だけで、「やれた」気になっているだけです。
実際には「やっていません」。
だから自分の中に経験値は一切ありません。
「やった」気になっているので、新たに「やろう」ともしません。
結局「やらない」から経験値は全然増えません。
「知った」ことで、新たな「行動」に繋がっていきません。
ということは、自分の成長には全く繋がりません。
しかも、自分では経験していないくせに、
さも全てがわかったように他人に伝えたりします。
そして、経験を伴わない知識だけが広がっていきます。
そんな知識がさらに新たな行動を阻害していたりします。
これが
「経験を伴わない知識が害になる」
状況です。
私自身、人に何かを伝えることを仕事としているだけに
このことは常に忘れずにいたいことです。
単に知っていることを伝えるのではなく
自分の体験を通した自分の気づきや学びを共有してもらう
ことを大事にしたいと思っています。
そのためにも、まずは
「やってみる」
ことを選べる自分であり続けようと思っています。
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。