「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

何にこだわるのか。

【何にこだわるのか】

 

私たちは何らかの「結果」を求めて活動しています。

 

そういう意味では

 

「結果にこだわる」

 

のは当然のことです。

 

さて、組織で活動する場合、

組織の目指す目的があり

その目的を果たすために、

様々な目標が設定されます。

 

その目標達成のために、

行動計画が立てられ、

日々の活動へと落とし込まれる、、、

 

堅い書き方をしましたが、このようなことが

多くの組織で行われているのではないでしょうか。

 

本来求めている「結果」とは

 

「目的を果たす」

 

ことであり、

 

そこに至るまでの「目標」は、いわば

 

「通過点」

 

でしかありません。

 

別の言い方をすれば、「目標を達成する」ことは、

 

あくまでも「目的を果たす」ための「手段」にすぎません。

 

「手段」にすぎないのであれば、

別の「手段」もあるかもしれません。

 

しかし普段の私たちの活動は、

 

「目標を達成すること」を目指して行われます。

 

すると自然と、

 

「目標を達成する」=「結果を出す」

 

となります。

 

別に悪いわけではありません。

 

この目標を達成するための、行動計画があります。

 

実際の活動はこの行動計画に沿って進むことを求められます。

 

すると、

 

「計画通りの活動をする」ことが「目標」とすり替わってしまいます。

 

もちろん、計画通りの活動をすることで、

効果的・効率的に目標が達成できることも多いです。

 

しかし、必ずしもそうでない場合もあります。

 

その場合、気をつけないとこんなことが起きてきます。

 

本来の目的は全く考えず、

 

「決められた計画通りに活動すること」

 

だけにこだわって、結果的に目標の達成から遠ざかってしまう。

 

また、それぞれが自分の方法の正しさにこだわってしまうことも良く起こります。

 

「自分の考え」「やろうとしていること」「やっていること」が正しい

と周囲に認めさせることに無意識のうちにこだわって

お互いに受け入れようとせず、ただ衝突を繰り返す。

 

こんなことになるケースもあります。

 

私たちが本当に求めていたものは

 

「やり方」の正しさを証明することでしょうか?

それとも

本当に望んでいた「結果」を出すことでしょうか?

 

本当の「結果」を出すことにこだわっているのであれば、

「やり方」や「計画」に必要以上にとらわれる必要はないはずです。

 

活動をしている中で、周囲との対立や衝突を感じた時

 

自分たちは一体何にこだわっているのだろうか?

 

などと振り返ってみると、何かに気づくことがあったりします。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。