やるべきことを「質高く」やりきる
【やるべきことを「質高く」やりきる】
人は必ず「言い訳」します。
え、自分は言い訳なんかしないぞ。
そんな方もいらっしゃるかもしれませんが
それは「言い訳」を口に出していないだけで
頭の中では「言い訳」を考えています。
「考えている」という意識はなく、
一瞬「感じている」の方が正しいかもしれません。
「言い訳」とは「正当化」です。
自分のことを「正しい」とする「自己正当化」です。
「言い訳」=「自己正当化」もほぼ自動的に行われます。
つい「言い訳」したり、
「自分は悪くない(自己正当化)」と思ったりしてしまいます。
冷静に振り返ると、
「言い訳」している時は気分良くないですね。
「言い訳」している時、つまり、「自己正当化」している時って
「気分が良くない」=「心の状態」が乱れています。
で、「言い訳」しないようにしても、
口には出さないけど、
心の中ではモヤモヤを抱えたままでいたりする。
これではその時の「活動の質」はあがりません。
「自己正当化」は誰でもします。
人間には「生きたい」という本能があります。
「死ぬ」のは嫌です。
「死」は「生」が否定された状態です。
つまり、人間は「死を避けたい」という本能があり、
これは「自分を否定されたくない」という気持ちに繋がります。
誰でも否定されたくないんです。
否定を覆して、自分は正しいと証明したくなります。
だから「言い訳」=「自己正当化」は誰でもしてしまいます。
本能のようなものなので、
これを「するな!」というのはきついです。
「言い訳」を
「するな!!」
「してはいけない!!」
にこだわると、
心がそれに囚われて柔軟性が失われます。
勿論、しない方がいいのですが、
したらしたで仕様がないんです。
そんな時は
「ああ、言い訳しちゃったな」
「また、自分で正当化しようとしているな」
と、気づけばいいのです。
「言い訳する自分」に気づいて、
「自分もやっぱり「人」だな」と思う。
こう考える方が気持ちは楽だし、心は乱れません。
「言い訳」はしたらしたで良い
ただし、それ以上に「言い訳」したことにとらわれない。
とらわれずに、
「本当は今何をするべきか」
を改めて考え直す。
「心」を乱さずに、今の活動の質を落とさない。
これが大事なことだと私は考えています。
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。