「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「自分は正しい」と思った時に起きること

【「自分は正しい」と思った時に起きること】

 

相手のことを思っているからこそ

相手に何かをしてあげます。

 

そんな「相手のために」と思ってする言動が

相手に受け入れてもらえなかったり、

相手から拒絶されたりすると、、、

 

相手に対してがっかりし、イライラしてしまう。

そして、相手との関係がおかしくなってしまう。

 

こんなことが起きてしまいます。

 

このような時は

 

「自分は正しい」

「相手が間違っている」

 

と感じています。

 

いや「感じている」というより「思い込んで」います。

 

「自分は正しい」と思い込む、つまり「自己正当化」です。

 

自分で自分が正しいと思い込んでいるのです。

 

この状態は「自分が正しい」と思い込んでいるので

 

この状態のまま、どんなに冷静に考えているつもりでも

 

結論は必ず

 

「自分は正しい、間違っていない」

「相手が間違っている、相手が悪い」

 

になってしまいます。

 

絶対こうした方がいいのに、全然わからないダメな奴だ、、、

 

自分はこんなに相手のことを考えているのに、

それを全くわかろうともしないなんてひどい奴だ、、、

 

こんな辛い思いをしてまでしてやっているのに

全く受け入れてくれないなんて、どうしようもない人だ、、、

 

自分は正しいことをしているのに、

それをわからない相手はひどい人間だ。

 

こんな風に

 

自分は心優しい人間

相手は我が儘で助言を受け入れないひどい人間

 

自分は善良な被害者

相手は非道な加害者

 

という図式で考えています。

 

でも、本当にそうなのでしょうか?

 

自分は、

 

相手のことを思いやっている心優しい人間だ

 

というのは、そういうことにしておいたとしても

 

相手は、そんなにひどい人間なのでしょうか?

 

おそらく、そんなことないですよね。

 

また、自分もこの時思っているほど

素晴らしい人間ではなかったりします。

 

実は「自己正当化」してしまうと

自分に都合のいいように

 

「現実が歪んで見えてしまう」

 

のです。

 

この「歪んだ現実」を基にしてどんなに考えても

適切な選択をすることは不可能です。

 

こうして、

 

相手に良かれと思ってすればするほど

相手との関係はこじれていってしまう

 

とうことがおきてきます。

 

なんて矛盾した話なのでしょうか、、、

 

これを解消するには、、、

 

「自己正当化」をやめる

 

しか方法はありません。

 

しかし、この「自己正当化」は無意識に行っていることです。

無意識のものは、簡単には制御できません。

 

やめようと思っても、気がつくとやってしまうのです。

 

ここにこじれた人間関係を修復する難しさがあります。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。