「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

自分で望まない状態に居続ける!?

【自分で望まない状態に居続ける!?】

 

昔のことですが、些細なことで妻ともめました。

 

私としてはどうにも納得できません。

 

そうこうしているうちに、

相手の嫌な事が思い出されていきます

 

例えば、いつも「片付けをしない」。

部屋が雑然としている。

 

頭の中ではどんどん考えがエスカレートしていきます。

 

相手のことを気にかけないから、片付けをしなくても平気なんだ

本当に自分勝手なやつだ

 

実は、全く片付けをしないわけではありませんし、

妻は本当はそんな自分勝手な人間ではありません。

しかし、こんな風にしか思えなくなってきます。

 

私から見たら妻はひどい人間の代表みたいになっています。

 

ところが、家に帰るとその妻が部屋の掃除をしているではないですか、、、

 

おお、やっとわかってくれたか!

そうなんだよ!これこれ!

奇麗にしてくれて、ありがとう!

 

と私は思ったかというと、、、

 

なんだよ、今更、、、

たまたま、都合が悪くなってやってるふりしてるな、、、

どうせ、すぐ片付けなくなるさ、、、

 

私がまず感じたのはこういう事だったんです。

 

ああ、やってしまいました!!

 

自分の望んでいるようなことが起きているにも関わらず、

それを素直に認め受け止められない自分になっています。

 

相手や自分のために本当はこうなって欲しい、と思っているのに

 

自分の期待(思い)の通りにならないことがあると、

 

「自分の期待(思い)が正しく、相手や周囲が悪い」

 

と無意識に決めつけてしまいます。

 

つまり、

 

「相手や周囲が悪い」

 

という考え方が正しいものになり、

 

そのことを証明するような事ばかり無意識に探し出しますし、

 

そうではない事実(私の場合、妻が部屋を片付けたこと)に対しても

 

素直に受け止められずに、自分で勝手に曲解してしまいます。

 

その結果、何が起きているのか?

 

それは、

 

「自分が望んでいない状況からいつまでも抜け出せない」

 

ということです。

 

これを引き起こしているのは誰でしょうか?

どうやら妻ではありません。

 

私自身がその状況から勝手に抜け出せなくなっているだけです。

 

「自分(の期待)が正しい」と思い込んでいる自分

 

「正当化している自分自身」

 

の問題でした。

 

昨日も書きましたが「自己正当化」してしまうと

目の前の現実を歪んで捉えるようになってしまうのです。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。