「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

お互いに同じことをしている!?

【お互いに同じことをしている!?】

 

「お父さんとお母さんって見てると本当わかりやすいよね」

 

以前、子供に言われました。

 

「二人で会話していると、すぐお互いに主導権をとろうとしだすもんね」

「見てて本当面白いよ」

 

う、結構痛い所つかれたかも、、、

 

どんな内容の話をしていたかは忘れましたが、

 

私は自分が正しい対応をしているのに

妻がそれを不当に扱っているかのようだと文句を言い、

それに対して妻はそんな扱いをするのは当然だ、

というような反応を返してきます。

 

それを横で見ていた(聞いていた)娘から言われたのです。

 

声を荒げて喧嘩をする訳ではないですが、

 

自分の思いが伝わっていないな、、、

自分の思っていたような反応してくれないな、、、

全然、違うんじゃないか、、、

 

なんて感じている時、

大抵は自分の正当性を主張しだします。

 

すると、妻は私の主張に納得することはなく、

自分こそが正しいというような事を言い出します。

 

多くの場合、私がそれ以上言わず、

言葉を飲み込みそれでその場をそれで収めます。

 

いや、もしかしたら、妻は妻で

自分が言葉を飲み込んでそれ以上にならないようにしている

と思っているかもしれません。

 

しかし、お互いに本心で納得しているわけではないですから、

また同じようなことが繰り返されます。

 

そのうち、何回かに1回、大体、私がキレてしまいます。

 

こらえる、

我慢する、

気にしないようにする、

忘れようとする、、、

 

嫌な事に対して、

そのような対応をしても根本的に解決にはなりません。

 

溜めていたものがどこかで何かの拍子に吹き出すだけです。

 

では、その場でもっとぶつかりあえばいいかというと、

 

売り言葉に買い言葉、、、

 

お互い引っ込みのつかない所まで言ってしまったりします。

 

誰かに何かを押し付けられて息苦しさややりづらさを感じる時は、

自分が相手にわかってもらいたいことがあるけれど

それを受け入れてもらえていない時です。

 

だから、自分が被害者のように感じています。

 

しかし、冷静に考えてみたら、

 

言葉や行動に出しているかどうかは別として、

 

胸の中では

 

「相手に自分の考えを押し付けようとしている」

 

という点では、自分も同じことを相手にしようとしています。

 

相手が加害者で自分が被害者のように思っていますが、

 

本質的には「同じこと」をしています。

 

お互いに叫び出します。

 

「なんで、わからないんだ!!」

「なんで、わかってくれないんだ!!」

 

まさに、こんな状況です。

 

妻も私も、お互いに相手に対して

自分の考えを同じように押し付けよう

としていただけです。

 

このことに気がつかずに、

何かその場での表面的な対応の仕方を変えても、

根本的な解決にはなりません。

 

では、どうしたらいいのか?

 

まずはこの事に気づくことです。

 

お互いに何かを押し付けあっている、

 

という事に気づくことです。

 

あ、またやっちゃったな、、、

また、押し付けあってるよ、、、

また、相手を言い負かそうとしているぞ、、、

 

そんなことを気づければ、少し冷静な自分に戻れます。

 

それからどうするか考えます。

 

自分の状態を整えてから、次に移るのです。

 

何をするにしても、

こうして状態を整えてからでなければ

そのあとの対応もうまくいきません。

 

自分の心の乱れに気づいたら、

まずは自分の心を整える。

 

常に、ここからスタートです。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。