「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

自分を知るバロメーター

今日はちょっと嬉しいことがありました。

 

今日はある企業様で初回の集合研修後のグループ単位でのフォローミーティングでした。

 

このようなミーティングでは、

終了時に一人一人感想を話してもらい、

皆で共有しています。

 

その中で一人の方がこんなことを言ってくれました。

 

「今まで受けてきた研修は正直にいうと”受けさせられていた”研修ばかりだったが、

 今回の研修は、自分で”受けている”。受けたいと思って来ている」

「だから、一つでも何か決めたことを実践してみようという気になっている」

 

正確ではないですが、おおよそこんなことを言ってくれました。

 

嬉しかったですね。

”ちょっと”ではなく、本音で言えば”相当”嬉しいです。

チョー嬉しい、とも言えます。

 

テーマや内容が今その方の求めているものに合致していたからかもしれません。

理由はどうあれ、こうした主体的に関わろうという姿勢を持ってくれたことが嬉しくてしかたありません。

 

さて、そんな研修で別の方が面白い話をしてくれたので、

今日はそれを紹介します。

 

私の研修では、基本は「自分の心をととのえる」ということを習慣にしてもらうことをお願いしています。

 

前回以降の期間を振り返り、その間に自分の心の状態がどうであったかを確認してもらいます。

その時に出て来た話です。

 

その方は、あることに気がつかれました。

自分の心の状態が良い時と悪い時を明確に知ることができる指標を見つけたのです。

 

それは、、「音楽」だそうです。

 

その方は、車で通勤しています。

往復の車の中ではいつも音楽を聴いています。

 

自分の心の状態によって聴きたくなる音楽が違うのだそうです。

 

何もなく乱れていないときは、一番好きなジャズなどを聴いているのですが

もっと激しい音楽を聴きたくなる時があるそうです。

 

ハードロック、ヘヴィメタル系に近い音楽を聴きたくなってかける時があるそうです。

 

こういうものを聴きたくなるのが、自分の中でモヤモヤしたものがあったり

心が何かにとらわれてイライラしていたりする時だと気づいたのだそうです。

 

実は、私たちは自分の心の状態に気がつくという習慣がほとんどありません。

 

だから、自分の状態がどうなのか自覚のないまま、活動してしまいがちです。

 

しかし、心の状態はそもそも活動に影響を与えていますので、

その状態によって表に現れている行動に何か違いがあったりします。

 

心の状態に直接気がつかなくても、

その影響で無意識に変わっている行動に気がつくことで

自分の心の状態に気がつくことができます。

 

それがこの方の場合、聴きたくなる音楽に違いがある、だったのです。

 

自分でも気がつかないうちに心が乱れてしまっていることに、

選んだ曲によって気がつくことができる、というのです。

 

自分自身、あまりこうしたことは考えたことなかったです。

 

しかし、明らかに自分の状態が悪くなったときのシグナルやサインはあるはずです。

 

自分の心の状態を知るバロメータ

 

実に参考になる話でした。

 

さて、自分の場合、どんなものがあるだろう。

今、そんなことを最近の自分を振り返りながら考えています。

 

あなたの心の状態を知るバロメーターは何ですか?

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

 

では、また。