「厳しく鍛える」のか、それとも、、、
厳しく接するからこそ鍛えられることもある。
しかし、緩いからこそ変わっていくこともある。
研修の仕事をしていると担当の方などから
このように言われることが時々あります。
「厳しく、ビシビシお願いします」
残念ながら、イメージしているような
「厳しく、ビシビシ」
やることは私はないですし、そのようにお伝えします。
もちろん、厳しくビシビシしたほうがいいこともあるでしょう。
しかし、一人一人の内面に深く関わることに関しては
「厳しく、ビシビシ」
が効果があると言えないことも多いです。
料理でも、
強火で調理することで表面に綺麗な焼き色はつけられますが、
中までしっかり火が通っていないこともあります。
弱火でじっくり調理することで
中までしっかり火が通り、
しっかりと味が沁み込んだりします。
「厳しい」ということに反応することで変化したように見えても
「厳しい」という外からの刺激がなくなれば元通りになる。
外からの刺激に反応するのではなく、
しっかりと自分の内面と向き合うことで起きる変化は
不可逆的な変化、まさに「行動の変容」です。
「厳しい」だけではなく、
「緩い」からこそ起きること
「場」の持つ空気感が、その「場」の人々に大きな影響を与えます。
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。