「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

自分の意見は正しいのか?

【自分の意見は正しいのか?】

 

科学的なものの考え方の一つは

 

「仮説を検証する」

 

というものがあります。

 

仮説を立てるということを、

普段私たちもしています。

 

それは「仮説」と明確に思ってはいませんが、

推測、推論、推理、予想、予測、、、

これらは全て「仮説を立てている」ということです。

 

「仮説」ですから、それが正しいかどうかは問題ではなく

仮説が成り立つかどうかが検証できれば本来はいいはずです。

 

しかし、私たちの気持ちとしては、

「自分の仮説は正しい、間違っていない」

と思いたいです。

 

そうすると、

 

「仮説を検証する」

 

という態度ではなく、

 

「自説の正しさを証明する、主張する」

 

という意識になってしまいます。

 

自分の意見として語られることの多くは

大抵が推測や推論などで

「事実」を語っているわけではありません。

 

だとすれば、それはあくまでも「仮説」であって

それが必ず「正しい」とは限りません。

 

「仮説」なので、検証できればいいだけです。

 

「正しい」とか「間違い」とかで評価したり、されたりする必要はないはずです。

 

「自分の正しさを証明しよう」とすると、どうしても

「自分を正当化」することになってしまいます。

 

「自己正当化」が始まります。

 

この「自己正当化」にハマってしまうと、

物事が正しく見えなくなってしまいます。

 

「自己正当化」とは「自分は正しいと思い込んでいる状態」なので

どんなり冷静に、客観的に自分のことを考えているつもりでも

 

「やっぱり、自分は正しい、間違っていない」

 

となってしまいます。

 

何しろ「自分は正しい」という状態になっているので、

どうやって考えてみても、

どんなに周囲から忠告をされても

とにかく「自分は正しい」としか思えません。

 

こうなると、周囲との衝突が頻繁に起こります。

良好な関係が築けません。

 

自分の意見は自分の「仮説」でしかない。

 

このことを忘れてしまい、

つい不必要な衝突をしてしまいました。

 

いや、よくそうなってしまいます。

 

改めてそんな自分を振り返り、

自戒のために今日は書きました。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。