「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「覚悟」ということ

【「覚悟」ということ】

 

今週5日間は連続して研修に登壇します。

 

この時期ですと新入社員研修が真っ盛りですが

私が登壇しているのはそれとは違います。

 

詳しい事情は話せませんが

受講されているのは、皆それぞれ経験があり

ある「覚悟」を決めた方々です。

 

少し悲壮感のようなものがあるかななどと

事前には勝手に想像していましたが、

実際には全然違いました。

 

皆さん、明るくエネルギーを感じる方々でした。

 

色々と決断されるまでには悩んだりされたりもしたでしょうが

ひとたび覚悟を決めて、決断されたからでしょうか

吹っ切れたような明るさを感じました。

 

さて、この「覚悟」という言葉ですが、

以前、読んだものに確かこんなようなことが書いてありました。

 

他者の己に対する思いを覚り、

その上で己が心の望むものを悟ることを

「覚悟」という

 

私たちは周囲から様々なことを期待されています。

 

例えば、

小さい頃から親に何らかの期待をされ

学校では先生から期待され、

指導者から期待され、

大人になって会社では上司から期待され、

家庭では夫または妻あるいは子供から期待され、、、

 

こうなってほしい

こうしてほしい

こんな風に振舞ってほしい、、、

 

他者から色々な期待を受けています。

 

そうした期待に応えることで評価され、

評価されることが自分でも嬉しいです。

 

このような経験をしているので、

 

周囲の期待に応えなければいけない

 

といつの間にか思い込んでしまう場合があります。

 

自分が何をしたいか

 

より

 

周囲が何を望んでいるか

 

に敏感になっていることがあります。

 

そこにばかり意識が向いていると、

段々と自分で決めることが少なくなり

自分の行動を他者に決められているような状態になってしまいます。

 

周囲からの期待をしっかりと受け止めた上で

それでも自分の本当に望むことをやる

 

と決断することが「覚悟」なのかもしれません。

 

「周囲からの期待」と

「自分の望むこと」が一致している

こともあるでしょう。

 

違ったとしても、単なるわがままとは違い

 

「覚悟」した決断とは

 

周囲からの思いも受け取った上で、

自分の人生に対して自分で責任を持つ

 

という態度なのだと思います。

 

だから「悩み」や「不安」を乗り越えて

 

自分が決めた道を進むだけ

自分のやるべきことをやるだけ

 

という清々しさすら感じさせる気持ちが感じられます。

 

今週はこんな方達とご一緒できることに、

この上なく幸せな気分を感じています。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。


では、また。