鈍刀を磨く
【鈍刀を磨く】
「鈍刀を磨く」
鈍刀をいくら磨いても
無駄なことだというが
何もそんなことばに
耳を借す必要はない
せっせと磨くのだ
刀は光らないかもしれないが
磨く本人が変わってくる
つまり刀が
すまぬすまぬと言いながら
磨く本人を
光るものにしてくれるのだ
そこが甚深微妙の世界だ
だからせっせと磨くのだ
(坂村真民)
今日、私の目に飛び込んできた詩です。
心に響きました。
何であれ、目の前の仕事をやることは
価値のないことではないのです。
やった仕事の結果が出るか出ないかも、
関係ありません。
周囲の雑音に耳を貸さず、
ただ目の前のことをやり続ける。
そのこと自体が、自分の価値を高めてくれる。
どのような結果になろうとも
「やった=行動した」ということ自体が
自分を高めてくれることにつながっている。
そいうことなんだと、この詩を読んで改めて思いました。
だったら、何かをすることに躊躇するのはやめよう。
正解か不正解かと悩むこともやめよう。
結果が出るか出ないか、心配することも必要ない。
もっと上手いやり方があるのではないか、
とあれこれ悩むのもやめにしよう。
ただ、素直に行動しよう。
目の前のことに取り組もう。
そのことで得られるものが常にある。
自分を光らせるのは、自分が行動するかどうかだけだ。
「何をするか」が問題ではない。
「行動するか、しないか」だけだ。
さあ、行動しよう。
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。