「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

2週目を振り返って

【2週目を振り返って】

 

今週は「カチッサー効果」を意識して行動することが私のテーマでした。

 

繰り返しになりますが「カチッサー効果」とは

 

ある働きかけによって、深く考えることなしに、

ある行動を起こしてしまう心理現象

 

と説明されています。

 

何かの頼み事をする時に

何でもいいから理由をつけておいた方が

受け入れられやすい

 

ということです。

 

理由になってないような理由でも、

無いより有った方が頼みを聞いてもらいやすい

ということです。

 

ただし、それは

 

「簡単な頼み事」

 

の場合に言えることであり、

 

「難しい頼み事」

 

の場合はそうでは無い、ということでもありました。

 

このことを意識して具体的にはどのような行動をしたかというと

 

「頼み事をする時には、自分なりのはっきりとした理由を必ず伝える」

 

ということでした。

 

実際にやってみてどうかというと、

理由をつけた方が相手の反応は良いようには感じました。

 

ただ、今週はあまり頼み事をするようなことが多くなく

これでけで身についたとは言いにくいです。

 

今週で終わりということではないので、

今後も続けていくことにしています。

 

この「カチッサー効果」については、もう一つ別のことを意識し始めました。

 

冒頭にも書いたように「カチッサー効果」とは

 

ある働きかけによって、深く考えることなしに、

ある行動を起こしてしまう心理現象

 

です。

 

注目した点は

 

「深く考えることなしに」

 

というところです。

 

これは自分が頼み事や要求をする側でなく

逆の立場の時に気をつけてみる必要があることです。

 

頼み事や要求を「深く考えることなしに」

つまり「安易に」受け入れてしまっていないか

 

ということです。

 

自分にとって困難なことはそうでもないでしょうが

自分にとってそれほど大変でないことは

「安易に」受け入れているかもしれません。

 

「安易」の「易」という文字は

 

「易しい」

 

と読みます。

 

この「やさしい」は「優しい」とは少しニュアンスが違います。

 

「易」という字は

 

「易る」と書くと「あなどる」と読みます。

 

この「易」という字の「易しい」は

対象となる物事や人を下に見ているようなところがありそうです。

 

こんなことも出来ないのか、

しょうがない、代わりにやってやるよ

 

「安易に」相手の頼み事を受け入れてしまうのは

相手のためを思って聞き入れているというより

こんな風に自分の優越感を満たしているかもしれません。

 

相手の頼み事をそのまま受け入れることが

 

「本当に相手のためになるのか」

 

ということを考えていないかもしれません。

 

何が「相手のため」なのか、はどう考えたらいいでしょう。

 

これはその時の状況によるでしょうが、

基本的には

 

「相手の成長」につながるか

 

が一つの基準となると私は考えています。

 

また、どちらかというと緊急時以外は

 

「短期的」な視点より「中長期的」な視点

 

で考えることも大事だと思います。

 

自分の都合や立場からだけでなく、

近視眼的に相手の立場に立つのでもなく

全体を俯瞰する視点を持てる自分になりたい。

 

今週はそんなことを改めて感じていました。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。