「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

人は何歳まで成長できるのか?

【人は何歳まで成長できるのか?】

 

今日は個人面談中心にある企業様の支援をしてきました。

 

中々、自分が変われないということで悩んでいる方がいます。

 

年齢をお聞きしたら

 

「もう41歳です」

 

との答えです。

 

その答え方に少し気になることがあったので、続けて聞いてみました。

 

「まだ、成長できると思いますか?」

 

「できればいいのでしょうが、もう無理ですよね、、、」

 

41歳のその方は、自分はもう成長できない、と思っているようです。

 

では、人は一体何歳まで成長できるのでしょうか?

 

肉体的な成長は恐らく20代位がピークではないでしょうか。

 

しかし、肉体的な成長だけが人の成長ではないですよね。

 

ハーバード大学のロバート・キーガンとリサ・ラスコウ・レイヒーは、

大人の知性に関する30年に渡る研究の結果として、

その著書「なぜ人と組織は変われないか」の中で次のようなことを書いています。

 

「1980年代、脳科学の世界では、

 『思春期以降、人間の知性に質的変化は起きない』というのが常識だった」

 

「今日、脳研究に新しい手法が活用されるようになった結果、

 脳科学の世界でも『脳の可塑性』という考え方が認められており、

 人間の脳には生涯を通じて

 適応を続ける驚異的な能力が備わっていると考えられている」

 

「人間の知性は、大人になってからも年齢を重ねるにつれて向上していく。

 そのプロセスは高齢になるまで続く。

 人間の知性の発達は、二十歳代で終わるものでは決してない」

 

誤解を恐れずに言えば、

人の成長は20代で終わるのではなく、まだまだ成長していける

と言えます。

 

いくつになっても人は成長できる!

 

と私は捉えています。

 

実際に、私は40代半ばで心の病になってから、

その後の約10年間、自分が成長できたと思っています。

 

今年で55歳になりますが、まだ成長できると思っています。

 

「成長できる」というより「変われる」の方がわかりやすいかもしれません。

 

人はその気になりさえすれば「変わる」ことはできます。

 

今の日常的に無意識に行っている行動を、意識して変えることは誰にでもできます。

 

その変化を継続すれば、それが新しい習慣となり、

今までの習慣で形作られた自分を変えて行くことはできます。

 

「変われる」のか「変われない」のか?

「成長できる」のか「成長できない」のか?

 

それは、自分がどちらを信じているかの違いでしかないです。

 

「変われる」「成長できる」と信じていれば、そのような行動をとります。

 

「変われない」「成長できない」と思い込んでいれば、

本当は「変われる」「成長できる」力があったとしても

そのような行動をとりませんから、

結果的に、「変われない」し「成長できない」だけです。

 

自分の思いの違いだけでしかありません。

 

「変われない」「成長できない」ではないのです。

 

自分で「変わろうとしていない」し「成長しようとしていない」だけでしかありません。

 

いくつになっても「成長」を目指す自分と、諦めてしまう自分。

どちらが自分にとって望ましいですか?

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

 

では、また。